特許
J-GLOBAL ID:200903024343036258
エレクトレット体の製造方法及び製造装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
森田 憲一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-056795
公開番号(公開出願番号):特開平9-188963
出願日: 1996年02月20日
公開日(公表日): 1997年07月22日
要約:
【要約】【課題】 被処理誘電体の両方向から逆極性電荷を同時に作用できるエレクトレット体の製造方法、及びその製造装置を提供する。【解決手段】 (1)第1イオン反発性電極41及び第1イオン吸引性電極42間の誘電体11と第1反発性電極の間に第1イオン発生手段21から供給されたイオンの1種を誘電体へ転移させ、そして(2a)第2反発性電極42と誘電体11の間に第2発生手段22から供給されたイオンの内、誘電体転移イオンと反対極性イオンを誘電体上へ転移させるか、(2b)第1反発性電極と反対側の第2発生手段から供給されたイオンの内、第1発生手段からの転移イオンと反対極性のイオンを、荷電誘電体吸引力により誘電体へ転移させることを含む。
請求項(抜粋):
(1)対向して配置し、直流電圧による電位差を設けた第1のイオン反発性電極と第1のイオン吸引性電極との間に、それらの電極とはそれぞれ非接触状態で配置した被処理誘電体と、前記の第1のイオン反発性電極との間に、第1のイオン発生手段から供給された正極性イオン又は負極性イオンのいずれか1種のみを、前記の電位差によって前記の第1のイオン反発性電極から前記の第1のイオン吸引性電極の方向へ移動させ、前記の被処理誘電体上へ転移させる工程、及び(2)前記工程(1)と実質的に同時に、(2a)前記の被処理誘電体と非接触状態で、しかも前記の被処理誘電体に関して前記の第1のイオン反発性電極とは反対側に対向して配置した第2のイオン反発性電極と、前記の被処理誘電体との間に、第2のイオン発生手段から供給された正極性イオン又は負極性イオンの内、前記の第1のイオン発生手段から被処理誘電体に転移させたイオンとは反対の極性のイオンのみを、前記の被処理誘電体と非接触状態で、しかも前記の被処理誘電体に関して前記の第1のイオン吸引性電極とは反対側に対向して配置した第2のイオン吸引性電極と前記の第2のイオン反発性電極との間に設けた直流電圧による電位差によって、前記の第2のイオン反発性電極から前記の第2のイオン吸引性電極の方向へ移動させ、前記の被処理誘電体上へ転移させる工程、あるいは、(2b)前記の被処理誘電体と非接触状態で、しかも前記の被処理誘電体に関して前記の第1のイオン反発性電極とは反対側に対向して配置した第2のイオン発生手段から供給された正極性イオン又は負極性イオンの内、前記の第1のイオン発生手段から被処理誘電体に転移され、前記の被処理誘電体を荷電したイオンとは反対の極性のイオンのみを、前記の荷電被処理誘電体の吸引力により、第2のイオン発生手段から被処理誘電体へ転移させる工程、を含むことを特徴とする、前記の被処理誘電体からエレクトレット体を製造する方法。
IPC (2件):
FI (3件):
D06M 10/00
, D06B 19/00 A
, D06M 10/00 Z
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