特許
J-GLOBAL ID:200903024347974350

遊技機の制御基板収容ケースの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡邊 功二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-177531
公開番号(公開出願番号):特開平8-019649
出願日: 1994年07月05日
公開日(公表日): 1996年01月23日
要約:
【要約】【目的】 遊技機の制御基板を収容するケースの開放による不正行為を防止する。【構成】 制御基板収容ケース30は、基盤31と被覆ケース部35とを設けている。基盤は、左右両側の上下隅に取付片32a〜32dを設けている。取付片は、垂直部32a1〜32d1とその先端の水平部32a2〜32d2を設けている。左側取付片32a,32bは、垂直部に外側に向けた係合凸部33を設けている。基盤には、制御基板40が載置され、水平部にボルト止め固定される。制御基板を覆って被覆ケース部35が基盤に取り付けられる。被覆ケースの左側壁には貫通孔36a,36bが設けられ、貫通孔に係合凸部が挿入される。係合凸部の先端を加熱チップにより加熱し、貫通孔周囲に溶着させる。溶着部分を取り外してケースを開放した後に、再びもとの溶着形状に戻すことは非常に困難であり、従ってケース取り外しによるROM交換等の不正行為を防止することができる。
請求項(抜粋):
立体形状を呈し、制御基板を支持固定する固定ケース部と、同制御基板の少なくとも一部を被覆した状態で同固定ケース部に取り付け固定される被覆ケース部とを設けてなる遊技機の制御基板収容ケースであって、前記固定ケース部または被覆ケース部の少なくとも一箇所に設けた樹脂製の係合凸部と、前記係合凸部を設けていない相手ケース部の同係合凸部との対応位置に穿孔され、前記固定ケース部に前記被覆ケース部を取り付けたときに、同係合凸部を貫通させる挿入孔とを設け、同係合凸部の同挿入孔からの突出部分を加熱装置によって同挿入孔の周囲に溶着させたことを特徴とする遊技機の制御基板収容ケースの製造方法。

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