特許
J-GLOBAL ID:200903024356390670
3Dコンピュータグラフィックスにおける光による輝度の高速調整方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
中川 國男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-223586
公開番号(公開出願番号):特開2002-042161
出願日: 2000年07月25日
公開日(公表日): 2002年02月08日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 光による物体の影の範囲や、光による物体の光照射域を少なく簡単な演算により、表示装置上に高速で正確に描画できるようにする。【解決手段】 ポリゴン(ABC)の各頂点(A、B、C)を光のベクトル方向に描画空間の境界に移動させ、ポリゴン(ABC)の影空間として立体(ABCPQR)を形成するとともに、この立体(ABCPQR)を構成する各面について、描画するときの視点(E)から見て、立体(ABCPQR)の裏の面の範囲の輝度を定値(K)だけ加算して明るくし、また描画するときの視点(E)から見て、立体(ABCPQR)の表の面の範囲の輝度を定値(K)だけ減算して暗くする処理をする過程で、ある陰面のポリゴン(ABC)について陰面処理後の輝度の変更を禁止しておく。
請求項(抜粋):
3Dコンピュータグラフィックスにおける影(Ls)の発生処理で、Zバッファ方式またはそれに準じる方式により描画対象となる描画空間内の立体(ABCD)の描画を終えた後に、描画空間に存在する立体(ABCD)を構成するすべてのポリゴン(ABC、ACD、ADB)のうち光(L)に対して裏となるポリゴン(ABC)について影(Ls)の発生処理を行う過程において、ポリゴン(ABC)の各頂点(A、B、C)を光(L)のベクトル方向に描画空間の境界に移動させ、ポリゴン(ABC)の影空間として立体(ABCPQR)を形成するとともに、この立体(ABCPQR)を構成する各面について、描画するときの視点(E)から見て、立体(ABCPQR)の裏の面の範囲の輝度を定値(K)だけ加算して明るくし、描画するときの視点(E)から見て、立体(ABCPQR)の表の面の範囲の輝度を定値(K)だけ減算して暗くする処理をすることによって、立体(ABCPQR)の影空間内にポリゴン(α)が存在しないとき、立体(ABCPQR)の各面の輝度を(K-K=0)により変化のない状態とし、また立体(ABCPQR)の影空間内にポリゴン(α)が存在するとき、描画時に視点(E)に対してポリゴン(α)より奥にある立体(ABCPQR)の面を隠面消去により描画処理せず、隠面消去の領域の輝度を定値(K)だけ明るくしないことにより、ポリゴン(α)より視点(E)に対して手前にある立体(ABCPQR)の面、すなわち視点(E)に対して表の面の範囲にある輝度を結果的に定値(K)だけ減算する処理とし、表現上、ポリゴン(ABC)の影(Ls)がポリゴン(α)に投影されている状態と同等とすることで、高速かつ正確にポリゴン(α)にポリゴン(ABC)の影(Ls)を描画することを特徴とする3Dコンピュータグラフィックスにおける光による輝度の高速調整方法。
Fターム (6件):
5B080AA13
, 5B080BA07
, 5B080DA07
, 5B080GA00
, 5B080GA12
, 5B080GA13
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