特許

J-GLOBAL ID：200903024358263986

ボビン等の軸係止装置

発明者： 内山 義実
出願人/特許権者： 株式会社フジクラ
代理人 (1件)： 増田 竹夫
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平9-103859
公開番号（公開出願番号）：特開平10-281123
出願日： 1997年04月07日
公開日（公表日）： 1998年10月20日
要約：

【要約】【課題】 ワンタッチ式にボビン等を軸上に固定し、緩まない。【解決手段】 ボビン等を係止すべき軸1を挿通するようにされた概して中空円柱状の係止筒3と、この係止筒3の内壁部に同軸的に配置され、自身の内径部が係止すべきボビン側に小径となるテーパとして形成されたテーパ円筒6と、軸1に滑動自在に嵌挿され、一端部にハンドル8を備えた内筒4と、内筒4の外側にこれと同軸的に設けられ、係止筒3に固着される外筒5と、外筒5と前記内筒4との間に配置され、内筒4をテーパ円筒6の小径側に押圧する圧縮ばね9と、内筒4の他端部、軸1の外周部、およびテーパ円筒6の内周部に挟まれる区域の円周等分複数箇所の空隙部に係止球が配設されてなるボビン等の軸係止装置において、前記係止球が同空隙部に円周方向に互いに密接して配置される複数個の同径の係止体7であることを特徴とするボビン等の軸係止装置である。

請求項（抜粋）：

ボビン等を係止すべき軸(1)を挿通するようにされた概して中空円柱状の係止筒(3)と、この係止筒(3)の内壁部に同軸的に配置され、自身の内径部が、係止すべきボビン側に小径となるテーパ(61)として形成されたテーパ円筒(6)と、前記軸(1)に滑動自在に嵌挿され、一端部にハンドル(8)を備えた内筒(4)と、前記内筒(4)の外側にこれと同軸的に設けられ、前記係止筒(3)に固着される外筒(5)と、前記外筒(5)と前記内筒(4)との間に配置され、前記内筒(4)を前記テーパ円筒(6)の小径側に押圧する圧縮ばね(9)と、前記内筒(4)の他端部、前記軸(1)の外周部、および前記テーパ円筒(6)の内周部に挟まれる区域の円周等分複数箇所の空隙部に係止球が配設されてなるボビン等の軸係止装置において、前記係止球が同空隙部に円周方向に互いに密接して配置される複数個の同径の係止体(7)であることを特徴とするボビン等の軸係止装置。