特許
J-GLOBAL ID:200903024360478710

鉄道車両用台車の操舵装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-241010
公開番号(公開出願番号):特開平8-104233
出願日: 1994年10月05日
公開日(公表日): 1996年04月23日
要約:
【要約】【構成】台車わく2に支持された二対の車輪軸3a,3bをリンク機構で連結し、曲線軌道に自動整合させるかじ取り装置6を車体1と台車わく2の間に生じる相対変位に連動して駆動させるため、曲線軌道を検出する手段を有するかじ取り制御装置12と直線軌道ではかじ取り駆動力を伝達せず、曲線軌道でかじ取り駆動力を設定値以下に保ち、かつ設定値以上では伸縮可能に形成されるかじ取り駆動装置10とにより操舵装置を構成する。【効果】小半径の曲線路通過時にかじ取り装置に加わる過大な荷重を防止することができ、小型軽量化されるのでばね下重量が小さくなる。
請求項(抜粋):
台車わくの前後方向に軸受を介して前後方向に移動可能に支持された二対の車輪軸と、曲線軌道に自動整合して前記二対の車輪軸をかじ取りするかじ取り装置と、前記かじ取り装置と車体との間に連結され、前記台車わくとこれに支持された車体との間の相対変位量によって得られる駆動力により前記かじ取り装置を駆動する手段とを備えた鉄道車両用台車の操舵装置において、前記駆動手段は、前記駆動力を設定値以下に保ち、前記かじ取り装置への駆動力の伝達,遮断が可能なかじ取り駆動装置を具備し、前記かじ取り装置への駆動力の伝達,遮断を制御するかじ取り制御装置とを備えたことを特徴とする鉄道車両用台車の操舵装置。

前のページに戻る