特許
J-GLOBAL ID:200903024368678211

天頂対流圏遅延量の推定値の算出方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 功力 妙子 ,  功力 栄治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-179639
公開番号(公開出願番号):特開2009-036765
出願日: 2008年07月09日
公開日(公表日): 2009年02月19日
要約:
【課題】リアルタイムに天頂対流圏遅延量の推定値を算出する方法及び測位する場合の衛星測位信号の対流圏遅延を補正する方法を提供する。【解決手段】ある二地点間の距離をパラメータとする複数のパラメータを設定し、二地点における天頂対流圏遅延量を求めるとともに、その差分を求め、モデル関数を用いた天頂対流圏遅延量を求めるとともに、その差分を求め、二つの差分の差分を誤差として求め、誤差範囲を満足するパラメータを、誤差から選択し、地点Aが存在する補正対象地域の基準点Bにおける天頂対流圏遅延量の推定値ZTDBを算出し、補正情報として地点Aに送信し、地点Aにおける天頂対流圏遅延量のモデル関数fZTD(A)を補正することにより地点Aにおける天頂対流圏遅延量の推定値ZTDAを算出し、さらに、受信した衛星測位信号の仰角を求め、衛星測位信号の対流圏遅延量により衛星測位信号の対流圏遅延を補正する。【選択図】図9
請求項(抜粋):
サービス領域内に、ある二地点間の距離をパラメータとする複数のパラメータを設定し、 各パラメータについて、前記二地点における天頂対流圏遅延量をそれぞれ求めるとともに、その差分を求め、 前記各パラメータについて、モデル関数を用いて前記二地点における天頂対流圏遅延量をそれぞれ求めるとともに、その差分を求め、 前記二つの差分の差分を誤差として求め、 求める誤差範囲を満足するパラメータを、前記誤差から選択し、 前記サービス領域内にある地点A(ユーザー点)との距離が、少なくとも1箇所は前記求める誤差範囲を満足するパラメータの距離内となる様に天頂対流圏遅延量の補正情報を提供する基準点Bを前記サービス領域内に1箇所以上設定し、 この基準点Bを中心とし、前記パラメータを半径とする補正対象地域を前記サービス領域内に設定し、 前記地点A(ユーザー点)が存在する補正対象地域の基準点Bにおける前記天頂対流圏遅延量の推定値ZTDBを算出し、 基準点Bにおける天頂対流圏遅延量の推定値ZTDBに関する情報を、地点Aにおける天頂対流圏遅延量の推定値を算出するための補正情報として前記補正対象地域内の地点A(ユーザ点)に送信し、 地点A(ユーザ点)では、前記補正情報を取得し、 次いで、前記地点A及び基準点Bとの天頂対流圏遅延量の差分を、それぞれ地点Aにおける天頂対流圏遅延量のモデル関数fZTD(A)及び基準点Bにおける天頂対流圏遅延量のモデル関数fZTD(B)を用いて求め、 この地点A及び基準点Bとの天頂対流圏遅延量の差分を、前記補正情報に基づいて補正することにより前記地点Aにおける前記天頂対流圏遅延量の推定値ZTDAを求めること を特徴とする天頂対流圏遅延量の推定値の算出方法。
IPC (1件):
G01S 5/14
FI (1件):
G01S5/14
Fターム (8件):
5J062AA01 ,  5J062AA09 ,  5J062BB01 ,  5J062CC07 ,  5J062DD24 ,  5J062EE01 ,  5J062EE02 ,  5J062EE04
引用特許:
出願人引用 (1件)
引用文献:
前のページに戻る