特許
J-GLOBAL ID:200903024373207707
黄色ブドウ球菌由来の細胞外マトリックス結合タンパク質
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (1件):
八木田 茂 (外2名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-522250
公開番号(公開出願番号):特表2002-505075
出願日: 1998年11月25日
公開日(公表日): 2002年02月19日
要約:
【要約】ClfB、SdrC、SdrD及びSdrEと命名される単離された細胞外マトリックス結合タンパク質、これらの対応するアミノ酸配列及び核酸配列並びにモチーフが記載される。前記のタンパク質、ペプチド、その断片又はその抗原部分は、黄色ブドウ球菌感染症の予防、抑制、治療及び診断に有用であり、しかも科学研究ツールとして有用である。また、前記のタンパク質、ペプチド、その断片又はその抗原部分に対する抗体又は抗体断片もまた、黄色ブドウ球菌感染症の予防、抑制、治療及び診断に有用である。特に、前記のタンパク質又はその抗体は、創傷に投与するか又は生体材料を被覆するのに使用して創傷又は生体材料に対する黄色ブドウ球菌の結合を妨害又は阻止するための遮断剤(blocking agent)として機能させることができる。ClfBは約88 kDaの予測分子量と約124k Daの見掛け分子量を有する細胞壁会合タンパク質であり、可溶性フィブリノーゲン及び固定化フィブリノーゲンの両方を結合する。ClfBはフィブリノーゲンのα鎖とβ鎖の両方を結合し、クランピング因子として機能する。SdrC、SdrD及びSdrEは細胞壁会合タンパク質であり、細胞外マトリックスに対してカチオン依存性リガンド結合を示す細胞壁会合タンパク質である。SdrC、SdrD及びSdrE、ClfA及びClfBのA領域には、共通TYTFTDYVDを駆動するのに使用できる高保存アミノ酸配列が存在することが知見された。
請求項(抜粋):
フィブリノーゲンのα鎖とβ鎖の両方を結合するフィブリノーゲン結合タンパク質をコードする単離された核酸分子であって、前記フィブリノーゲン結合タンパク質が黄色ブドウ球菌から単離されるものであることを特徴とする単離された核酸分子。
IPC (9件):
C12N 15/09 ZNA
, A61K 38/00
, A61L 2/16
, A61P 31/04
, C07K 14/31
, C07K 16/12
, G01N 33/53
, G01N 33/566
, G01N 33/68
FI (9件):
A61L 2/16 Z
, A61P 31/04
, C07K 14/31
, C07K 16/12
, G01N 33/53 D
, G01N 33/566
, G01N 33/68
, C12N 15/00 ZNA A
, A61K 37/02
引用文献:
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