特許
J-GLOBAL ID:200903024380352259

超音波伝搬時間差測定法及びその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-154724
公開番号(公開出願番号):特開平5-346421
出願日: 1992年06月15日
公開日(公表日): 1993年12月27日
要約:
【要約】【目的】超音波多重反射エコーのパルス間隔から、パルス同士の相互相関関数をとることによって、超音波伝搬時間差を求める際の判定誤差を軽減する。【構成】超音波送受信周波数を変えて測定すると、異なる周波数で変化する相互相関関数が得られる。これらの和をとれば、位相の揃うところで鋭いピークを示し、伝搬時間差の決定が容易になる。そこで、探触子10を異なる周波数のものに切り換えながら相互相関関数を相関関数記憶装置60に蓄え、測定終了後に相関演算結果を相関関数加算装置70で加算する。
請求項(抜粋):
被検体中の超音波伝搬時間を求める際に、被検体中の超音波多重反射エコーの任意の二つのパルス波形の時間間隔を、前記二つのパルス波形の相互相関関数のピークに対応する遅れ時間から求める方法において、相互相関関数を送信の周波数を変化させて複数回求め、得られた複数の相互相関関数の和をとり、相関のピークを求めることを特徴とする超音波伝搬時間差測定法。

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