特許
J-GLOBAL ID:200903024382709529

二液型超低モジュラスシリコーンシーラント

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宇井 正一 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-155009
公開番号(公開出願番号):特開平6-100780
出願日: 1993年06月25日
公開日(公表日): 1994年04月12日
要約:
【要約】【目的】 2つの液を混合すると深部まで迅速に硬化する2液型シーラントを提供する。【構成】 第1液は、水酸基で末端をブロックしたポリジオルガノシロキサン、非補強性、非酸性充填材、次式で示されるジアセトアミドシラン鎖延長剤:【化1】及び1分子当たり1〜100のケイ素原子及び1分子当たり3〜10のアミノキシ基を有するアミノキシシリコーン化合物を含む。第2液は水酸基で末端を停止したポリジオルガノシロキサン、水酸基で末端をブロックしたポリジオルガノシロキサン、非補強性、非酸性充填材及び重合度1〜50の水酸基で末端をブロックしたポリジオルガノシロキサンを含む。
請求項(抜粋):
二液として貯蔵したとき貯蔵安定であり、この二液を混合すると室温で硬化してシリコーン弾性体を生じ、次の第1液及び第2液を含む二液組成物:第1液は次の(A)〜(E)を無水条件下に混合して得られる生成物からなり、(A)100重量部の、25°Cでの粘度が5〜100Pa・sであるポリジオルガノシロキサンであって、その有機基がメチル、エチル、ビニル、フェニル及び3,3,3-トリフルオロプロピル基であり、前記ポリジオルガノシロキサンにおいて前記有機基の50%以下がフェニル基又は3,3,3-トリフルオロプロピル基であり、前記有機基の10%以下がビニル基である、水酸基で末端をブロックしたもの、(B)25〜150重量部の非酸性、非補強性充填材、(C)2.5〜10重量部の次の一般式で示されるシラン【化1】(ここに、R’はメチル、エチル、及びフェニルからなる群れから選ばれる基であり、前記シランはポリジオルガノシロキサンの水酸基1個当たり少なくとも1個のシランを提供するに充分な量で存在する)、(D)1〜6重量部の、1分子当たり1〜100個のケイ素原子及び1分子当たり3〜10個のアミノキシ基を有するアミノキシシリコーン化合物であって、前記アミノキシ基は一般式-OXで示され、ここにXは-NR2 及びヘテロサイクリックアミンから選ばれる1価のアミン基であり、Rは1価の炭化水素基であり、前記-OX基はSiO結合を通してケイ素に結合しており、前記アミノキシシリコーン化合物の残りの原子価は、ケイ素-酸素-ケイ素結合を通しての1分子当たり2以上のケイ素原子を有するアミノキシシリコーン化合物のケイ素原子に結合する2価の酸素原子によって並びにケイ素-炭素結合を通してのケイ素に結合する1価の炭化水素基及び1価のハロゲン化炭化水素基によって満たされ、ケイ素原子1個当たり平均少なくとも1個の1価の炭化水素基又はハロゲン化炭化水素基が存在するもの、(E)0〜20wt%の25°Cでの粘度が1〜100Pa・sである非反応性液体シリコーンからなる希釈剤、第2液は次の(F)〜(I)を混合して得られる生成物であり、(F)100部の(A)、(G)25〜150部の(B)、(H)0〜20%の(E)及び(I)第2液中の水酸基1モル当たり1.1〜3.4モルの加水分解性基を第1液に与えるに充分な量の、粘度が0.06Pa・s未満の水酸基で末端をブロックした次式で示されるポリジオルガノシロキサン【化2】(ここに、Rは炭素原子数1〜6の置換された又は非置換の1価の炭化水素基である)、そして、第1液及び第2液を組み合わせると、前記シラン(C)及び前記アミノキシシリコーン化合物(D)の合計重量は、(A)100重量部当たり少なくとも5重量部存在し、前記アミノキシシリコーン化合物(D)はシラン(C)の重量以下の重量で存在し、前記組成物は25°Cの温度で3時間未満に非流動性ゲルに硬化する。
IPC (3件):
C08L 83/06 LRU ,  C08K 5/54 ,  C09K 3/10
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平3-050287
  • 特開平3-050287

前のページに戻る