特許
J-GLOBAL ID:200903024386817636

固体レーザ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 阿仁屋 節雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-189957
公開番号(公開出願番号):特開平5-037049
出願日: 1991年07月30日
公開日(公表日): 1993年02月12日
要約:
【要約】【目的】 固体レーザ媒体の熱レンズ効果が大きい状態で、高い品質の平行なレーザ出力光を効率的に得ると共に高い平均出力の波長変換レーザ光を得る。【構成】 固体レーザ媒体11と、この媒体11を励起するフラッシュランプ14と、発振するレーザ光を全反射させる全反射鏡12と、反射面13Aに反射率分布が施され発振するレーザ光の一部を透過する出力鏡13とを備え、出力鏡13の反射面13Aの曲率半径R1を、全反射鏡12との間で効率的にレーザ発振するように設定すると共に、出力鏡13の出力面13Aの曲率半径R2を、熱レンズ効果を生じた状態でレーザ発振するとき、固体レーザ媒体11を介して入射する共振光が平行光になるように設定する。さらに、出力鏡13の外側にはレーザ出力光の波長を変換する非線形結晶を設ける。
請求項(抜粋):
固体レーザ媒体と、該固体レーザ媒体を励起すべく設けられたレーザ媒体光励起手段と、発振するレーザ光を全反射させる全反射側及び発振するレーザ光の一部を透過して外部に取り出す出力側の一対の部材からなり、出力側部材の反射面に反射率分布が施された反射光学手段とを備えた固体レーザ装置において、前記出力側部材の反射面の曲率半径であって前記反射率分布との関係で決まる曲率半径を、前記全反射側部材との間で効率的にレーザ発振するように設定すると共に、前記出力側部材の出力面の曲率半径を、レーザ発振時に前記固体レーザ媒体を介して入射する共振光が平行光になるように設定することを特徴とする固体レーザ装置。
IPC (2件):
H01S 3/08 ,  H01S 3/108

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