特許
J-GLOBAL ID:200903024388905753

作業車の走行伝動構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 北村 修
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-251775
公開番号(公開出願番号):特開平6-099842
出願日: 1992年09月22日
公開日(公表日): 1994年04月12日
要約:
【要約】【目的】 操作レバーを中立位置から右又は左の所定位置に操作すると、一方の走行装置が低速で正転駆動される緩旋回状態と、操作レバーを中立位置から右又は左の所定位置に操作すると、一方の走行装置が逆転駆動される急旋回状態の2状態に選択切換操作自在な作業車の走行伝動構造において、緩旋回状態を選択している状態で、一時的に緩旋回状態よりも小さく旋回する操作も行えるように構成する。【構成】 操作レバー39を設定以上の操作力で右又は左の所定位置R2,L2を越えるように操作すると、この操作が可能となるように構成する。そして、緩旋回状態を選択している状態で、操作レバー39を右又は左の所定位置R2,L2を越えて操作すると、緩旋回状態から急旋回状態に自動的に切換操作すると共に、操作レバー39を右又は左の所定位置R2,L2に戻し操作すると、急旋回状態から緩旋回状態に自動的に戻し操作する切換機構53を備える。そして、この自動的な切換操作は、高速走行時には行われないように牽制する。
請求項(抜粋):
左右一対の走行装置(24)を備えた作業車の走行伝動構造であって、下記の〔ア〕〜〔エ〕に記載の構成を備えている作業車の走行伝動構造。〔ア〕前記左右の走行装置(24)に速度差を与えて機体を右又は左に旋回させる緩旋回機構(12)と、前記緩旋回機構(12)よりも大きな速度差を前記左右の走行装置(24)に与えて機体を右又は左に急旋回させる急旋回機構(30)、及び人為的に左右に操作可能な旋回操作用の操作レバー(39)。〔イ〕前記操作レバー(39)を中立位置(N)から右又は左の所定位置(R2),(L2)にまで操作すると、前記緩旋回機構(12)が作動する緩旋回状態、及び、前記操作レバー(39)を中立位置(N)から前記右又は左の所定位置(R2),(L2)にまで操作すると、前記急旋回機構(30)が作動する急旋回状態の2状態に切換可能な第1切換機構(35)と、この第1切換機構(35)を前記緩旋回状態及び急旋回状態に人為的に選択切換操作可能な切換操作具(18)。〔ウ〕前記操作レバー(39)を設定以上の操作力で前記右又は左の所定位置(R2),(L2)を越えるように操作するとこの操作を許す操作許容機構と、前記第1切換機構(35)を緩旋回状態に切換操作している状態において、前記操作レバー(39)を右又は左の所定位置(R2),(L2)を越えて操作すると、前記第1切換機構(35)を緩旋回状態から急旋回状態に切換操作し、且つ、前記操作レバー(39)を右又は左の所定位置(R2),(L2)に戻し操作すると、前記第1切換機構(35)を急旋回状態から緩旋回状態に戻し操作する第2切換機構(53)。〔エ〕機体が高速走行状態であることを検出する検出手段(55)と、この検出手段(55)の検出に基づいて、前記第2切換機構(53)の作動を牽制阻止する牽制手段。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平3-153479
  • 特開平4-046871

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