特許
J-GLOBAL ID:200903024391004481

弾性クローラ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 安田 敏雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-054153
公開番号(公開出願番号):特開平6-263067
出願日: 1993年03月15日
公開日(公表日): 1994年09月20日
要約:
【要約】【構成】 クローラ本体2内に周方向の抗張体3を埋設し、クローラ本体2の外周にラグ4を、内周面に駆動力伝達部6を突設する。前記駆動力伝達部6はクローラ本体2の内周面に幅方向間隔をおいて一対設けられ、その対向内面は駆動輪5が楔状に入り込む傾斜面6Aとし、その対向外部は傾斜面6Aが駆動輪5から受ける楔力をクローラ本体2の幅方向両側まで伝播すべくクローラ本体2の幅方向両端近傍まで延設し、前記駆動力伝達部6には周方向等間隔に係合凹部11を形成し、駆動輪5には係合凹部11と係合する係合突起12を形成する。【効果】 芯金がなくとも摩擦抵抗で駆動することができ、石を噛み込むことはなく、クローラ本体2の側端まで確実に接地させることが可能になり、駆動輪5の軸方向長さは短く、軽量にかつ安価に製作でき、更に、駆動輪5と駆動力伝達部6とのスリップを確実に防止できる。
請求項(抜粋):
弾性材料で形成されたクローラ本体(2)内に周方向の抗張体(3)を埋設し、クローラ本体(2)の外周にラグ(4)を、内周に駆動輪(5)が当接して駆動力を伝達する駆動力伝達部をそれぞれ突設した弾性クローラ装置であって、前記駆動力伝達部(6)はクローラ本体(2)の内周面に幅方向間隔をおいて一対設けられ、その対向内面は駆動輪(5)が楔状に入り込む傾斜面(6A)とされ、その対向外部は傾斜面(6A)が駆動輪(5)から受ける楔力をクローラ本体(2)の幅方向両側まで伝播すべくクローラ本体(2)の幅方向両端近傍まで延設されており、前記駆動力伝達部(6)には周方向等間隔に係合凹部(11)が形成され、駆動輪(5)には係合凹部(11)と係合する係合突起(12)が形成されていることを特徴とする弾性クローラ装置。
IPC (2件):
B62D 55/253 ,  B62D 55/12

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