特許
J-GLOBAL ID:200903024407090804
建設機械の姿勢安定度算出装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
永井 冬紀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-262971
公開番号(公開出願番号):特開平9-105155
出願日: 1995年10月11日
公開日(公表日): 1997年04月22日
要約:
【要約】【課題】 より緻密な演算により転倒モーメントと安定モーメントを演算し、より正確な建設機械の姿勢安定度を算出する装置を提供すること【解決手段】 ブームシリンダ4のボトム圧力と、ブームシリンダ4が旋回体2の旋回面となす角度と、フロント機構3の総重量と、走行体1の重量および重心位置情報と、旋回体2の重量および重心位置情報と、転倒支点位置情報と、支軸5の位置情報と、ブームシリンダ4の端部位置情報と、ブームシリンダ4のピストン面積情報とにより、フロント機構3の重心位置を演算し、この重心位置に基づいてフロント機構3による転倒支点まわりの転倒モーメントを演算し、走行体1と旋回体2からなる本体による転倒支点まわりの安定モーメントを演算し、転倒モーメントと安定モーメントを比較して姿勢安定度を算出する。
請求項(抜粋):
走行体と、前記走行体に支持され旋回することが可能な旋回体と、前記旋回体に支軸により支持され取り付けられたフロント機構と、一端が前記旋回体に取り付けられ、もう一方の端が前記フロント機構に取り付けられ、前記フロント機構を旋回体の旋回面に鉛直な面内において回動させるように作動する油圧シリンダとを設けた建設機械の姿勢安定度算出装置において、前記油圧シリンダの少なくともボトム圧力を検出する圧力検出手段と、前記油圧シリンダが前記旋回体の旋回面となす角度を検出する角度検出手段と、前記フロント機構の総重量、前記走行体の重量および重心位置情報、前記旋回体の重量および重心位置情報、転倒支点位置情報と、前記支軸位置情報、前記油圧シリンダの旋回体側に取り付けられた一端とフロント機構側に取り付けられた他の一端の位置情報、および前記油圧シリンダのピストン面積情報をそれぞれ記憶する記憶手段と、前記圧力検出手段と前記角度検出手段により検出されたそれぞれの値と前記記憶手段に記憶されたそれぞれの情報から、前記フロント機構の重心位置を演算し、この重心位置に基づいて前記フロント機構による前記転倒支点まわりの転倒モーメントを演算し、さらに前記走行体と前記旋回体からなる本体の前記転倒支点まわりの安定モーメントを演算する演算手段と、前記演算手段により求められた前記転倒モーメントと前記安定モーメントとを比較し、その比較結果を出力する比較手段とを備えたことを特徴とする建設機械の姿勢安定度算出装置。
IPC (2件):
FI (2件):
E02F 9/24 B
, E02F 9/26 B
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