特許
J-GLOBAL ID:200903024407965967

蛍光性糖センサー用タンパク質とその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 筒井 知
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-144174
公開番号(公開出願番号):特開2000-338044
出願日: 1999年05月25日
公開日(公表日): 2000年12月08日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 糖の存在を蛍光シグナルで読み出すことのできる糖類の新規な検出手段を提供する。【解決手段】 蛍光性糖センサー用タンパク質は、糖結合性部位を有するタンパク質と、光反応性化合物とを光反応させることにより、タンパク質の糖結合性部位に糖が結合し且つその近傍のタンパク質表面に原子団が結合した修飾タンパク質を生成し、得られた修飾タンパク質を酸化処理または還元処理することにより、糖が解離され蛍光色素結合性原子団が発現した修飾タンパク質を生成し、修飾タンパク質に蛍光色素を反応させることにより、糖結合性部位の近傍に蛍光色素が結合した修飾タンパク質を生成する。
請求項(抜粋):
イ.糖結合性部位を有するタンパク質と、一般式SGR-X-Yで表わされる光反応性化合物〔式中、SGRは前記タンパク質が結合する糖を表わし、Xは、前記糖が酸化処理または還元処理により解離されるときに、特定の蛍光色素が結合するような原子団(X’)を発現する官能基を表わし、Yは、光照射により光反応して、前記タンパク質の表面に結合するような原子団(Y’)を発現する官能基を表わす〕とを光反応させることにより、前記タンパク質の糖結合性部位に糖(SGR)が結合し且つその近傍のタンパク質表面に原子団(Y’)が結合した修飾タンパク質を生成する工程、ロ.工程イで得られた修飾タンパク質を酸化処理または還元処理することにより、糖(SGR)が解離され蛍光色素結合性原子団(X’)が発現した修飾タンパク質を生成する工程、およびハ.工程ロで得られた修飾タンパク質に蛍光色素を反応させることにより、糖結合性部位の近傍に蛍光色素が結合した修飾タンパク質を生成する工程、を含むことを特徴とする蛍光性糖センサーに用いられるタンパク質を製造する方法。
IPC (3件):
G01N 21/78 ,  G01N 33/566 ,  G01N 33/66
FI (3件):
G01N 21/78 C ,  G01N 33/566 ,  G01N 33/66 Z
Fターム (10件):
2G045AA25 ,  2G045DA30 ,  2G045FB03 ,  2G045FB12 ,  2G054CA25 ,  2G054CE02 ,  2G054CE10 ,  2G054EA03 ,  2G054FA27 ,  2G054GA03
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

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