特許

J-GLOBAL ID：200903024408084247

高耐食性希土類磁石およびその製法

発明者： 佐藤 廣士 ,  泊里 治夫 ,  佐藤 文博 ,  花木 敦司
出願人/特許権者： 株式会社神戸製鋼所
代理人 (1件)： 植木 久一
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平3-299732
公開番号（公開出願番号）：特開平5-109519
出願日： 1991年10月18日
公開日（公表日）： 1993年04月30日
要約：

【要約】【構成】 RE-B-Fe系焼結希土類磁石またはRE-TM-B系熱間加工希土類磁石(REは希土類元素の1種以上、TMは遷移元素の1種以上を表わす)の表面に、下地層としてSn層を形成し、表面層としてにNiまたはNi合金めっき層を形成し、あるいは更に上記2層の間にNiよりも貴な金属層またはSn-Ni層を中間層として形成する。【効果】 RE-B-Fe系焼結希土類磁石またはRE-TM-B系熱間加工希土類磁石は酸化変質を起こし易く、また通常のめっき被覆や有機質被膜のみでは耐食性を十分に高めることができないが、上記構成の多層めっき層を形成すると、磁石に対するめっき密着性が良好で且つ耐食性の非常に優れた保護被膜を形成することができ、それにより希土類磁石の腐食が防止され、高レベルの磁気特性を長期間にわたって維持し得るものとなる。

請求項（抜粋）：

RE-B-Fe系焼結希土類磁石またはRE-TM-B系熱間加工希土類磁石(REは希土類元素の1種以上、TMは遷移元素の一種以上を表わす:以下同じ)の表面に、最下層がSn、表面層がNiもしくはNi合金からなる複層構造の金属被覆層が形成されたものであることを特徴とする高耐食性希土類磁石。

IPC (2件)：

H01F 1/08 ,  H01F 1/053