特許
J-GLOBAL ID:200903024413040517

鋳造金型における押出しピンを利用するガス抜き装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 竹中 一宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-026171
公開番号(公開出願番号):特開平11-221656
出願日: 1998年02月06日
公開日(公表日): 1999年08月17日
要約:
【要約】【課題】従来の構成では、ガス抜き効果が大巾に低下するため、金型への塗型の施行時には注意を要する。金型のガス抜き部に目差しが発生し、ガス抜き孔やガス抜き用の隙間が閉塞した場合は、その都度金型を鋳造機から降ろし、ベルトホールの交換、ガス抜き用入れ子等を分解掃除する必要があり、金型整備に要する工数が過大となり、生産性が低下する。【解決手段】本発明は、金型のガスが溜り易い箇所に設けた押出しピンの外周面にほぼ均等に多数凹設したガス抜き溝の一方の開口を金型の外部に、またガス抜き溝の他方の開口を金型のキャビティに、それぞれ設けて、この金型の外部とキャビティを、ガス抜き溝を介して直接連通する鋳造金型における押出しピンを利用するガス抜き装置である。従って、押出しピンのガス抜き溝を利用して確実にガス抜きができる。押出しピンを利用してガス抜きを行い、設備の有効利用、又は省資源化、低コスト化を図れる。
請求項(抜粋):
金型と、この金型に設けた押出しピンと、この押出しピンが設けられる押出し板と、この押出し板を上下動する駆動手段とで構成される鋳造金型装置であって、前記押出しピンの外周面にほぼ均等に多数凹設したガス抜き溝の一方の開口を前記金型の外部に、またこのガス抜き溝の他方の開口を前記金型のキャビティに、それぞれ設けて、この前記金型の外部と前記金型のキャビティを、前記ガス抜き溝を介して直接連通することを特徴とする鋳造金型における押出しピンを利用するガス抜き装置。
IPC (3件):
B22D 17/22 ,  B22C 9/06 ,  B22D 18/04
FI (5件):
B22D 17/22 G ,  B22D 17/22 K ,  B22C 9/06 P ,  B22C 9/06 A ,  B22D 18/04 P

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