特許
J-GLOBAL ID:200903024417223543

リゾホスファチジルエタノールアミンの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 成瀬 勝夫 (外2名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-542560
公開番号(公開出願番号):特表2003-515346
出願日: 2000年11月28日
公開日(公表日): 2003年05月07日
要約:
【要約】本発明は、リン脂質混合物を酵素処理した後、溶媒分画することによって、カラム精製法を経ることなく、高純度のリゾホスファチジルエタノールアミンを精製する方法を提供する。この方法によれば、ホスファチジルエタノールアミンを10〜99重量%の量で含有するリン脂質混合物をホスホリパーゼA2で加水分解した後、生成されたリゾリン脂質をリゾホスファチジルエタノールアミン以外の不純物を除去するために、低級アルコール、炭化水素及びアルキルエステルよりなる群から選ばれた1種以上の有機溶媒と水との混合物で処理し、リゾホスファチジルエタノールアミン以外の不純物を除去することで、高純度のリゾホスファチジルエタノールアミンを製造することを特徴とする方法に関する。
請求項(抜粋):
(1)ホスファチジルエタノールアミンを含有するリン脂質混合物をリン脂質加水分解酵素で処理して、混合物中のホスファチジルエタノールアミンをリゾホスファチジルエタノールアミンに転換させることで、リゾリン脂質(lysophospholipid)混合物を得る段階と、 (2)前記段階(1)で得られたリゾリン脂質混合物を、低級アルコール、炭化水素及びアルキルエステルよりなる群から選ばれた1種又は2種以上の有機溶媒と、水との混合溶媒で抽出する溶媒分画段階と、 (3)前記段階(2)で得られた反応混合物を、-10〜50°Cの温度で静置させて、リゾホスファチジルエタノールアミン結晶を沈殿させる段階と、 (4)前記段階(3)で生成された沈殿を回収する段階とを含むことを特徴とする高純度のリゾホスファチジルエタノールアミンの製造方法。
Fターム (7件):
4B064AE63 ,  4B064CB03 ,  4B064CC06 ,  4B064CC09 ,  4B064CD21 ,  4B064CD22 ,  4B064CE08
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • 特開昭63-279753
  • 特開昭62-262998
  • 特開平2-113891
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審査官引用 (4件)
  • 特開昭63-279753
  • 特開昭62-262998
  • 特開平2-113891
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