特許
J-GLOBAL ID:200903024418122830

エンジンの空燃比制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 後藤 政喜 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-220531
公開番号(公開出願番号):特開平5-059986
出願日: 1991年08月30日
公開日(公表日): 1993年03月09日
要約:
【要約】【目的】 筒内圧にもとづいて空燃比を気筒ごとに推定し、その推定値にもとづいて噴射量を気筒別に補正することにより、気筒間で空燃比差をなくすとともに、空燃比推定値の平均値と実際の平均空燃比の差で空燃比推定値を補正することにより、空燃比推定精度を向上させる。【構成】 混合気の空燃比と相関のある筒内圧のサンプル値から推定手段29が混合気の空燃比を推定、計算手段30がこの空燃比と基準空燃比とのずれに応じた噴射弁補正量を計算し、この噴射弁補正量で全気筒に共通の燃料噴射パルス幅TFを補正手段31が補正する。こうした補正が気筒別に行われ、かつこの補正された気筒別燃料噴射パルス幅が対応づけ手段32によって各気筒の噴射弁に対応づけられる。一方、補正手段36では空燃比推定値の平均値と空燃比フィードバック補正量αから換算される平均空燃比との差だけ空燃比推定値を気筒ごとに補正する。
請求項(抜粋):
噴射パルス幅に応じて吸気管に燃料を供給する噴射弁を気筒ごとに、また排気中の酸素濃度に応じた出力をするO2センサを全気筒に対して1つだけ備える一方で、運転条件に応じて基本噴射パルス幅を計算する手段と、前記O2センサ出力にもとづいて平均空燃比が理論空燃比となるように空燃比のフィードバック補正量を計算する手段と、この空燃比フィードバック補正量で前記基本噴射パルス幅を補正して全気筒に共通する燃料噴射パルス幅を計算する手段と、この燃料噴射パルス幅を駆動信号に変えて前記噴射弁に出力する手段とを備えるエンジンの空燃比制御装置において、燃焼室の圧力を気筒ごとに検出するセンサと、このセンサ検出値から燃焼室に供給される混合気の空燃比と相関のある値を気筒ごとにサンプリングする手段と、このサンプル値から燃焼室に供給される混合気の空燃比を気筒ごとに推定する手段と、この気筒ごとの空燃比推定値とあらかじめ定めた基準空燃比との比較にもとづいて基準空燃比よりもリーンであれば供給燃料を増量し、リッチであれば減量するための噴射弁補正量を気筒別に計算する手段と、この気筒別の噴射弁補正量で前記全気筒に共通の燃料噴射パルス幅を補正する手段と、この補正された気筒別の燃料噴射パルス幅を前記噴射弁に対応づける手段と、前記空燃比推定値から全気筒についての平均値を計算する手段と、前記空燃比フィードバック補正量を実際の平均空燃比に換算する手段と、この平均空燃比と前記空燃比推定値平均値との差を計算する手段と、この差だけ前記空燃比推定値を気筒ごとに補正する手段とを設けたことを特徴とするエンジンの空燃比制御装置。
IPC (3件):
F02D 41/14 310 ,  F02D 41/34 ,  F02D 45/00 368
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭61-055336

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