特許
J-GLOBAL ID:200903024422462050
ポリオルガノシロキサン組成物用難燃系
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
生沼 徳二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-108958
公開番号(公開出願番号):特開平6-057141
出願日: 1993年05月11日
公開日(公表日): 1994年03月01日
要約:
【要約】【目的】 さまざまな用途に使用できる種々のポリオルガノシロキサン組成物用の難燃系。【構成】 ハロゲン化された芳香族ジ-エステルと白金を含む相乗難燃系を熱硬化性ゴム組成物に添加して消炎時間と最小生成チャー量を改良する。特に、臭素化された芳香族ジオールおよび臭素化された芳香族エステルを白金と組み合わせて使用してポリオルガノシロキサン熱硬化性ゴム組成物に添加すると難燃性が顕著に増大する。
請求項(抜粋):
(A)25°Cで約3,000,000〜約100,000,000cpsの粘度を有し、実質的にビニルを含まないオルガノポリシロキサン、またはこのようなオルガノポリシロキサンの混合物を100重量部まで、(B)25°Cで約3,000,000〜約100,000,000cpsの粘度を有し、実質的に鎖上ビニルをもたず、末端ビニルをもつオルガノポリシロキサン、またはこのようなオルガノポリシロキサンの混合物を100重量部まで、(C)25°Cで約3,000,000〜約100,000,000cpsの粘度を有し、ビニル含量が約5×10-3〜約5重量%であり、末端ビニルをもたず、鎖上ビニルをもつオルガノポリシロキサン、またはこのようなオルガノポリシロキサンの混合物を100重量部まで、(D)ビニル含量が約5×10-3〜約5重量%であり、末端ビニルをもち、鎖上ビニルをもつオルガノポリシロキサン、またはこのようなオルガノポリシロキサンの混合物を100重量部まで、(F)(1)R3 SiO1/2 単位(M単位)およびSiO2単位(Q単位)からなるコポリマー[ただし、Rは各々が独立して、ビニル基および脂肪族不飽和をもたない一価の炭化水素基より成る群の中から選択され、M単位とQ単位の比は0.5:1から約1.5:1までの範囲であり、当該コポリマーは約0.5〜10重量%のビニル基を含有する]、または(2)R3 SiO1/2 単位(M単位)、SiO2 単位(Q単位)およびRVi2 SiO2/2 (Dビニル単位)からなるコポリマー[ただし、Rは上記定義の通りであり、RViは各々2〜約10個の炭素原子を有するビニル含有基であり、M単位とQ単位の比は0.5:1から約1.5:1までであり、Dビニル単位は当該コポリマー中のシロキシ単位の合計モル数に対して約70モル%までの量存在し、当該樹脂コポリマーは約0.5〜約10.0重量%のビニル基を含有する]、または(3)上記(1)と(2)の混合物からなるオルガノポリシロキサン樹脂コポリマーを、成分(A)〜(D)の合計の100部に対して約30重量部まで、含有するポリマー系[ただし、成分(A)〜(F)の合計は100重量部に等しい]、(G)前記ポリマー系に対して約200重量部までの微細に分割された充填材、前記ポリマー系に対して約1〜約60ppm(重量)の白金、ならびに、前記ポリマー系に対して約0.5〜約5.0重量部の、一般式【化1】または【化2】[式中、X1 、X2 、X3 およびX4 は各々、同じでも互いに異なっていてもよいハロゲンであり、R1 は1〜20個の炭素原子を有する炭化水素、エーテル、および2〜20個の炭素原子を有するアルケニル基の中から選択され、R2 は1〜20個の炭素原子を有する炭化水素、エーテル、および2〜20個の炭素原子を有するアルケニル基の中から選択される]を有する難燃性添加剤を含む熱硬化性シリコーンゴム組成物。
IPC (6件):
C08L 83/04 LRZ
, C08K 3/08
, C08K 5/12
, C08K 5/54
, C08L 83/07
, C08G 81/00 NUU
前のページに戻る