特許
J-GLOBAL ID:200903024429938564

固体撮像装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 原 謙三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-014236
公開番号(公開出願番号):特開平10-210370
出願日: 1997年01月28日
公開日(公表日): 1998年08月07日
要約:
【要約】【課題】 過大光がCCDに入射した場合でも適正な露光制御ならびに映像信号処理を行い、良好な画面表示を行う。【解決手段】 CCDの水平期間の一部で、リセットパルスFRに対して、水平転送パルスFH1、FH2の位相を反転させ、OB信号と疑似的な疑似OB信号を生成すると共に、クランプパルス発生回路からクランプパルスが供給された際に、上記疑似OB信号をクランプする疑似OBクランプ回路を設ける。これにより、過大光がCCDに入射し、OB部に転送電荷があふれた場合に、OB部に転送された電荷が全てリセットドレインRDに排出され、黒レベル(OBレベル)と略等しいレベル、すなわち、疑似的なOBレベルが生成される。上記の疑似的なOBレベルに基づいて露光制御を行えば、通常のOBレベルの変動の影響を受けることがなく、良好な画面表示を行うことができる。
請求項(抜粋):
被写体画像に対応する光を受光する有効画素部と黒レベルに対応した信号を出力するオプティカルブラック部とを有する固体撮像素子と、上記固体撮像素子のオプティカルブラック部から出力される信号をクランプする第1クランプ手段と、上記第1クランプ手段にてクランプされた信号のレベルを基準にして、上記固体撮像素子の有効画素部から出力される信号に対して映像信号処理を行う映像信号処理部と、上記固体撮像素子の露光を制御する露光制御部とが設けられた固体撮像装置であって、上記固体撮像素子の水平期間の一部で水平転送パルスの位相を変化させ、上記黒レベルと略等しいレベルに対応した信号を生成すると共に上記信号をクランプする第2クランプ手段が設けられ、上記露光制御部は、上記第2クランプ手段にてクランプされた信号のレベルを基準にして上記固体撮像素子の露光を制御することを特徴とする固体撮像装置。
IPC (2件):
H04N 5/335 ,  H01L 27/148
FI (3件):
H04N 5/335 Q ,  H04N 5/335 Z ,  H01L 27/14 B

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