特許
J-GLOBAL ID:200903024432126155

自動焦点調節装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小鍜治 明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-148900
公開番号(公開出願番号):特開平7-015650
出願日: 1993年06月21日
公開日(公表日): 1995年01月17日
要約:
【要約】【目的】 本発明はビデオカメラなどの自動焦点調節装置に関し、特にコントラストの存在する領域が微小な場合の被写体に対して誤動作のない、応答性の良い自動焦点調節装置を提供することを目的とする。【構成】 焦点調節用レンズを有する撮影レンズ1を介して得た映像信号から高周波成分を抽出して水平方向のコントラストの度合いに相当するコントラスト信号を走査期間毎に得、コントラスト信号を比較器16で設定値Leb1と比較し、カウンタ17で設定値以上の走査線数をカウントする一方、焦点信号生成回路5aでコントラスト信号に基づいて焦点信号を得、レンズ制御部6でそのカウントされた走査線数から被写体の大小を判断し、その判断に基づき制御動作の条件を変更し、前記焦点信号に基づき山登り制御してレンズを自動焦点調節する。
請求項(抜粋):
映像信号から高周波成分を抽出し得られた焦点信号に基づき焦点調節用レンズを山登り制御する自動焦点調節装置であって、焦点調節用レンズを含む撮影レンズと、前記撮影レンズを介して得られる被写体像を光電変換する撮像手段と、前記撮像手段の出力に一定の信号処理を施し、所定の映像信号を出力する映像信号生成手段と、前記映像信号生成手段にて生成される前記映像信号から一定値以上の周波数成分を抽出し、前記被写体像のコントラストの度合いと対応したコントラスト信号を1走査線毎に検出するコントラスト信号検出手段と、前記コントラスト信号を複数個加算して得られる焦点信号を1フィールドもしくは1フレーム毎に出力する焦点信号生成手段と、前記コントラスト信号検出手段に接続され、被写体のコントラストの存在する領域の大きさに対応した被写体領域信号を出力する被写体領域検出手段と、前記焦点信号と前記被写体領域信号とに基づき被写体の合焦状態を判断し、前記焦点調節用レンズを合焦位置へ制御するための制御信号を出力するレンズ制御部と、前記制御信号に基づき前記焦点調節用レンズを合焦位置へ駆動させるレンズ駆動手段とを備え、前記被写体領域検出手段は前記コントラスト信号検出手段から1走査線毎に出力されるコントラスト信号のレベルと予め定められた第1の設定値とを比較する比較手段と、前記比較手段の比較結果により走査線の本数を計上するカウンタを含んで成り、前記レンズ制御部は前記カウンタの出力が予め定められた第2の設定値と比較され、比較結果に基づき山登り制御のパラメータを少なくとも一つ変更することを特徴とする自動焦点調節装置。
IPC (3件):
H04N 5/232 ,  G02B 7/28 ,  G02B 7/36

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