特許
J-GLOBAL ID:200903024438586417

ロボット手首用ロータリジョイント装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉村 勝俊 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-125525
公開番号(公開出願番号):特開平5-293788
出願日: 1992年04月17日
公開日(公表日): 1993年11月09日
要約:
【要約】【目的】 ロボットの手首近傍におけるエアホース,制御信号線,溶接用集電ケーブルなどの弛みやひきつれさらには垂れ下がりなどを防止する。【構成】 手首の出力駆動部10の動きに伴って回転し、先端部にシリンダ7などの取付マウント8を装着したジョイント回転体12と、このジョイント回転体12の外周の一部をとり囲み、手首の出力固定部9に一体的に取り付けられたジョイント固定体13とからなるロータリジョイント機構14を設ける。そのジョイント固定体13には、作動用エアを導入するためのエア取入口20、制御信号伝達用の電気配線3を導入する信号線取入口21、溶接用集電ケーブル4を接続するケーブル取付部22が設けられる。手首が大きく回転しても、ジョイント回転体12から出たエアホース2などが周辺機器と干渉したり相互に接触するのが防止され、溶接熱やスパッタを受けることも可及的に少なくなる。
請求項(抜粋):
ロボットの先端に設けられて回転動作する手首に、ワークピースを保持するためのハンドやチャックなどと共に、そのハンドなどを作動させるためのアクチュエータや作動用エアの供給制御する電磁弁などを備え、ロボット本体から手首に前記作動用エアを供給するエアホース、制御信号を伝達する電気配線さらには溶接電流を集電する溶接用集電ケーブルが接続されている産業用ロボットの手首機構において、前記手首は、手首本体に一体の出力固定部と該出力固定部に対して回転駆動される出力駆動部とを備え、上記出力駆動部の動きに伴って回転し、先端部に前記アクチュエータなどの取付マウントを装着したジョイント回転体と、該ジョイント回転体の外周の一部をとり囲み前記出力固定部に一体的に取り付けられたジョイント固定体とからなるロータリジョイント機構が設けられ、前記ジョイント固定体には、前記アクチュエータに供給される作動用エアをジョイント回転体へ導入するためのエア取入口、制御信号を伝達する電気配線をジョイント回転体へ導入するための信号線取入口、前記溶接用集電ケーブルを通電性を有するジョイント回転体に摺動して接続するためのケーブル取付部が設けられていることを特徴とするロボット手首用ロータリジョイント装置。
IPC (5件):
B25J 19/00 ,  B25J 17/02 ,  F16L 39/04 ,  H02G 11/00 301 ,  H02G 11/00
引用特許:
審査官引用 (8件)
  • 特開昭62-199380
  • 特開昭62-199380
  • 特開平2-185390
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