特許
J-GLOBAL ID:200903024440515187

4群6枚構成の読取り光学系

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 真田 修治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-348253
公開番号(公開出願番号):特開平9-171136
出願日: 1995年12月19日
公開日(公表日): 1997年06月30日
要約:
【要約】【課題】 大口径、広画角で開口効率が約100%であるにも拘らず色収差が良好に補正されカラー原稿をも高性能に読取り得る読取り光学系を提供する。【解決手段】 可視域全域に対する色収差を良好に補正するため、4群6枚のガウスタイプ(L1 〜L61)を採用し、特にd線における屈折率が1.49700 、d線におけるアッベ数が81.6という低屈折率、低分散の光学材料を、ガウスタイプの第2群内の正レンズである第2レンズL2 に積極的に使用している。レンズ面の曲率半径ri 、レンズ面間隔di 、レンズの屈折率を適当に選択し、さらに、全系の合成焦点距離、第1群(第1レンズL1 )の焦点距離、第2群(第2、第3レンズL2 、L3 )と第3群(第4、第5レンズL41、L51)の合成焦点距離のそれぞれに所定の条件を付して、色収差、コマフレアを良好に補正し、高コントラスト、高MTFを実現している。
請求項(抜粋):
物体側から順次に配置された、物体側に凸面を向けた正のメニスカスレンズである第1レンズのみから成る第1群、物体側に凸面を向けた正のメニスカスレンズである第2レンズと該第2レンズに接合され且つ物体側に凸面を向けた負のメニスカスレンズである第3レンズとから成る第2群、負レンズである第4レンズと該第4レンズに接合され且つ正レンズである第5レンズとから成る第3群、正レンズである第6レンズのみから成る第4群から構成された4群6枚構成の光学系であって、前記第2レンズに、d線における屈折率n<SB>d </SB>およびアッベ数ν<SB>d </SB>がそれぞれ1.48 < n<SB>d</SB> < 1.5080 < ν<SB>d</SB> < 83である光学材料を用い、さらに、(1) 0.7 f < f<SB>1</SB> < 0.83f(2) -0.96f < f<SB>2<HAN>・</HAN>3</SB> < -0.69f但し、f :全系の合成焦点距離(e線)f<SB>1</SB> :第1群(第1レンズ)の焦点距離(e線)f<SB>2<HAN>・</HAN>3</SB> :第2群(第2、第3レンズ)と第3群(第4、第5レンズ)の合成焦点距離(e線)なる条件式を満足することを特徴とする4群6枚構成の読取り光学系。

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