特許
J-GLOBAL ID:200903024440630431

4群5枚構成の読取り用光学系

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 真田 修治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-032861
公開番号(公開出願番号):特開平8-201689
出願日: 1995年01月31日
公開日(公表日): 1996年08月09日
要約:
【要約】【目的】 半画角が19.4°の全域において高いコントラストを有し、より低コスト化、コンパクト化を達成したF4.5の明るさを持つ4群5枚構成の読取り用光学系を提供する。【構成】 この読取り用光学系は、構成的に比較的簡単なオルソメタタイプの光学系構成を採用し、最もコストへの寄与率が高い正レンズL1 ,L2 ,L5 に非常に単価の安い硝材を使用している。そして、第1群レンズ群L1 の焦点距離、第2群レンズ群L2 ,L3 の合成焦点距離、第1レンズL1 と第2レンズL2 と第5レンズL5 の各屈折率、5枚のレンズL1 〜L5 の各アッベ数ν1 〜ν5 とに、それぞれ所定の条件を付与してある。これにより、諸収差が良好に補正され且つ軸上と軸外のバランスが良好に保たれた優れた光学性能を実現し、更には、コマ収差では開口効率がほぼ100%であるにも拘らずコマフレアも小さく高いコントラストをも実現している。
請求項(抜粋):
物体側から順次に配列された、凸面を物体側に向けた正のメニスカス単レンズである第1レンズから成る第1群レンズ群、正レンズである第2レンズとこの第2レンズに接合された負レンズである第3レンズから成る第2群レンズ群、凹面を物体側に向けた負のメニスカス単レンズである第4レンズから成る第3群レンズ群、正の単レンズである第5レンズから成る第4群レンズ群から構成された4群5枚構成の読取り用光学系において、(1) 0.6 f < f<SB>1</SB> < 1.0 f(2)-0.75f < f<SB>23</SB> <-0.45f(3) 1.51 <(n<SB>1</SB> +n<SB>2</SB> +n<SB>5</SB> )/3 < 1.64(4)21.5<{(ν<SB>1</SB> +ν<SB>2</SB> +ν<SB>5</SB> )/3 }-{(ν<SB>3</SB> +ν<SB>4</SB> )/2 }< 25.7但し、f :全系の合成焦点距離(e線)f<SB>1</SB> :第1群レンズ群(第1レンズ)の焦点距離(e線)f<SB>23</SB>:第2群レンズ群と第3群レンズ群(第2レンズ〜第4レンズ)の合成焦点距離(e線)n<SB>1</SB> :第1レンズのe線に対する屈折率n<SB>2</SB> :第2レンズのe線に対する屈折率n<SB>5</SB> :第5レンズのe線に対する屈折率ν<SB>1</SB> :第1レンズのアッベ数ν<SB>2</SB> :第2レンズのアッベ数ν<SB>3</SB> :第3レンズのアッベ数ν<SB>4</SB> :第4レンズのアッベ数ν<SB>5</SB> :第5レンズのアッベ数なる各条件を満足することを特徴とする4群5枚構成の読取り用光学系。

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