特許
J-GLOBAL ID:200903024451792611

自動糸切りミシンの糸繰り出し引き戻し装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大澤 敬
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-220340
公開番号(公開出願番号):特開平6-063266
出願日: 1992年08月19日
公開日(公表日): 1994年03月08日
要約:
【要約】【目的】 糸切り後の余分な上糸の引き戻しを常に確実にかつ最適量だけ行なえるようにする。【構成】 縫製中は糸たぐりレバー6を糸繰出量設定ストッパ12によって停止される位置にして上糸14を所定量たぐっておき、糸切りの直前に糸把持ソレノイド1をONにし、レバー駆動ソレノイド5によって糸たぐりレバー6を左旋回動させることにより、糸切りに必要な所定量の糸を繰り出す。そして、糸切り直後に糸たぐりレバー6をダンパスプリング3によって復帰回動させ、ポテンショメータによる検出位置が設定した糸戻し量に相当する位置に達した時点で糸把持ソレノイド2をONにすることにより、設定量だけ糸を引き戻す。
請求項(抜粋):
縫製動作の終了時に少なくとも上糸を自動的に切断する糸切り機構を備えた自動糸切りミシンにおいて、ミシン針に上糸を供給する糸経路内に、一対の糸把持部材とその間で糸案内を前記糸経路を屈曲させるように変位させて糸をたぐる糸たぐり部材とを配設すると共に、前記糸たぐり部材を駆動する手段と、前記糸たぐり部材の位置を検出する位置検出手段と、前記糸たぐり部材を所定量糸をたぐった位置で停止させる繰出量設定部材と、糸切り動作に関連して前記一対の糸把持部材の開閉タイミングと前記糸たぐり部材を駆動する手段の駆動タイミングを制御して、糸切り時に前記所定糸量の糸を繰り出し、糸切り直後に前記位置検出手段が予め設定した位置を検出するまで前記糸たぐり部材を変位させて糸を引き戻すように制御する制御手段とを設けたことを特徴とする自動糸切りミシンの糸繰り出し引き戻し装置。
IPC (2件):
D05B 45/00 ,  D05B 65/02

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