特許
J-GLOBAL ID:200903024456435027
自動車用エンジン制御装置
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (1件):
武 顕次郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-354326
公開番号(公開出願番号):特開平5-170038
出願日: 1991年12月20日
公開日(公表日): 1993年07月09日
要約:
【要約】【目的】 バッテリの電圧が定格電圧から上昇しても、常に安定した電装品の動作が可能で、平常と変らぬエンジン性能のもとで安全に自動車の運行を継続させることができる自動車用エンジン制御装置を提供すること。【構成】 CPU12により、バッテリ電圧が定格値から上昇するにつれてデューティ比が低下する矩形波信号18Aを発生させ、アンドゲート回路20〜22により、本来の制御信号20A〜22Aと論理積を取って、エアコンの電磁クラッチ201やアイドル制御用の電磁ソレノイド211、それに燃料ポンプ221などをデューティ制御する。【効果】 バッテリ電圧が上昇しても、エアコンの電磁クラッチ201、アイドル制御用の電磁ソレノイド211、燃料ポンプ221などに流れる電流の実効値は、定格電圧のもとでの電流値と同じになり、電圧上昇による電装品の破壊、動作不良を防止できるだけでなく、システムの高電圧化にも容易に対応できる効果がある。
請求項(抜粋):
エンジンで駆動される発電機と、この発電機の出力で充電されるバッテリとを備え、このバッテリから供給される電力により、自動車用電装品を駆動する方式の自動車用エンジンシステムにおいて、上記バッテリの端子電圧がその定格電圧から上昇するにつれてデューティ比が100%を含むその近傍から低下してゆく矩形波信号を発生する演算手段と、上記複数の電気機器に対する駆動制御信号のそれぞれと上記矩形波信号とを入力とする複数の論理積ゲート手段とを設け、これら複数の論理積ゲート手段の出力により上記複数の電装品のそれぞれを独立に制御するように構成したことを特徴とする自動車用エンジン制御装置。
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