特許
J-GLOBAL ID:200903024463665577
マニホールド間溶融体トランスファーブッシュを備えた射出成形装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
佐藤 一雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-302651
公開番号(公開出願番号):特開平11-198189
出願日: 1998年10月23日
公開日(公表日): 1999年07月27日
要約:
【要約】【課題】 前後の被加熱溶融体用分配マニホールド間に断熱空気空間を備えた、注入温度が異なる二つの材料を多層型成形するための射出成形装置を提供する。【解決手段】 前側マニホールド18から延びる被加熱ノズル10は、中央溶融体チャンネル56及びこの中央溶融体チャンネルの周りを延びる環状溶融体チャンネル62、64を各々有する。溶融体トランスファーブッシュ96は、溶融体を後側マニホールドから各被加熱ノズルの溶融体チャンネルの一つまで搬送するために空気空間84を横切って延びる中央溶融体ボア136を各々有する。各溶融体トランスファーブッシュは、二つのマニホールド間にスペーサを提供するヘッド部分138と、前側マニホールドを通るボアを通って一つの被加熱ノズルまで延びる細長いステム部分140とを有する。ステム部分の周りの空気空間124は、後側マニホールドからの溶融体と高温の前側マニホールドとの間を熱的に分離する。
請求項(抜粋):
多層型成形用多キャビティホットランナー射出成形装置であって、断熱空気空間を間に挟んで互いに実質的に平行に延びる、成形型に取り付けられた前側溶融体分配マニホールド及び後側溶融体分配マニホールドと、後端、前端、前記後端から前記前端まで貫通した中央溶融体チャンネル、前記中央溶融体チャンネルの周りを前記前端まで延びる内側環状溶融体チャンネルであって、第1溶融体ボアが前記後端から前記内側環状溶融体チャンネルまで延びる内側環状溶融体チャンネル、及び前記中央溶融体チャンネル及び前記内側環状溶融体チャンネルの周りを前記前端まで延びる外側環状溶融体チャンネルであって、少なくとも一つの第2溶融体ボアが前記後端から前記外側環状溶融体チャンネルまで延びる外側環状溶融体チャンネルを有する複数の被加熱ノズルとを有し、前記被加熱ノズルは、前記被加熱ノズルの各々の前記後端が前記前側溶融体分配マニホールドと当接した状態で前記成形型に取り付けられており、第1溶融体源からの第1溶融体通路が、前記前側溶融体分配マニホールド内で枝分かれし、再び分割し、前記中央溶融体チャンネルと、前記被加熱ノズルの後端から前記外側環状溶融体チャンネルまで延びる前記少なくとも一つの第2溶融体ボアと、前記被加熱ノズルの各々の前記外側環状溶融体チャンネルとを通って、前記成形型のキャビティに続く前記被加熱ノズルの前端と隣接したゲートまで延びており、第2溶融体源からの第2溶融体通路が、前記後側溶融体分配マニホールド内で枝分かれし、前記第1溶融体ボア及び前記被加熱ノズルの各々の前記内側環状溶融体チャンネルを通って前記ゲートまで延びる、射出成形装置において、複数の溶融体トランスファーブッシュを有し、これらのブッシュの各々は、後端、前端、及び前記後端から前記前端まで貫通した中央溶融体ボアを有し、前記溶融体トランスファーブッシュの各々は、前記後側溶融体分配マニホールドから、前記後側溶融体分配マニホールドと前記前側溶融体分配マニホールドとの間の前記断熱空気空間を横切って、前記被加熱ノズルのうちの一つの被加熱ノズルの後端から前記内側環状溶融体チャンネルまで延びる前記第1溶融体ボアまで、前記前側溶融体分配マニホールドを貫通したボア内を延びており、これによって、前記溶融体トランスファーブッシュの各々を通る前記中央ボアは、前記第2溶融体通路の一部を形成する、ことを特徴とする射出成形装置。
IPC (2件):
FI (2件):
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