特許
J-GLOBAL ID:200903024463833305

映画磁気共鳴撮像方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 飯田 伸行
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-286200
公開番号(公開出願番号):特開平6-217960
出願日: 1993年10月22日
公開日(公表日): 1994年08月09日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 1心臓周期当たり収集できる画像を増やすことができ、しかも位相エンコード傾斜エネルギを低減できる。【構成】 一連のフィールド・エコー・シーケンスを印加し、磁気共鳴エコー50a〜50dを、特徴点54に続いて約10ミリ秒の間隔で発生する。前記エコーを位相エンコード44して、k-空間の最低周波数即ち中央セグメントIにおいて位相エンコードしたエコーを規則的な間隔で発生する。時間的に連続するセグメントIのエコー間で、セグメントII及びIII、セグメントII-IV等からの、より高い周波数で位相エンコード処理したエコーを発生する。ビューをデータ・セット62a〜62b等に分類し60、中央のビューが1つのデータ・セットのみに送られ、より高い周波数のビューの内少なくともいくつかを、2つのデータ・セットに送るようにする。
請求項(抜粋):
k-空間を少なくとも(i)中央の、最も周波数が低い位相エンコード・セグメント及び(ii)それより高い周波数の位相エンコード・セグメントに区分する、映画磁気共鳴撮像方法であって、(a)磁気共鳴撮像領域内の対象の心臓周期を監視するステップと、(b)監視した各心臓サイクルと調和して、磁気共鳴エコーが各励起に続いて一連の磁気共鳴エコーを発生するフィールド・エコー・シーケンスを連続して繰り返して発生させ、対応する複数のエコー信号を受け取るステップであって、前記エコー信号は各々k-空間のビューに対応し、磁気共鳴エコーは位相エンコードされて、前記中央の最低周波数位相エンコード・セグメントから1つの最低周波数のビュー構成要素のビューと、前記より高い周波数の位相エンコード・セグメントから2つのより高い周波数のビュー構成要素のビューとを生成するようにした前記ステップと、(c)前記エコー信号を並び変えて、各最低周波数でエンコードされたビュー構成要素を、直前の及び直後のより高い周波数のビュー構成要素の間で、グループ化し、更に前記2つのより高い周波数のビュー構成要素の各々を、2つの最も時間的に連続した最低周波数のビュー構成要素を用いてグループ化するステップと、(d)前記ステップ(b)及び(c)を繰り返し、前記ビューの位相エンコード処理を段階的に進めて、異なる位相エンコード処理で位相エンコードされるより低い周波数のビュー構成要素を、複数の心臓周期の各々において時間的に実質的に同一点で収集するようにしたステップと、(e)最低周波数のビュー構成要素の各々と、前記直前及び直後のより高い周波数のビュー構成要素とから、フレーム画像表現を再構成するステップと、から成ることを特徴とする方法。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平4-246327
  • 特開平4-246327

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