特許
J-GLOBAL ID:200903024467381697

未硬化組成物の粘度と硬化組成物の硬さの制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-310883
公開番号(公開出願番号):特開平9-169909
出願日: 1990年04月09日
公開日(公表日): 1997年06月30日
要約:
【要約】【課題】 電気及び電子デバイスにおいて保護コーティングやカプセル封じ材として有用なシロキサン組成物の未硬化時の粘度と硬化後の硬さを独立に制御する方法を提供する。【解決手段】 アクリル機能性末端ブロックポリジオルガノシロキサンとモノアクリル機能性末端ブロックポリジオルガノシロキサンと無機能性ポリジオルガノシロキサンとのブレンドを使用し、無機能性末端ブロック基及びアクリル機能性末端ブロック基の量とオルガノシロキサン単位の数とを変化させる。
請求項(抜粋):
未硬化組成物の粘度と硬化した組成物の硬さとを独立に制御する方法であって、(A)一般式YR′2 SiO(R2 SiO)n SiR′2 Yのアクリル機能性末端ブロックポリジオルガノシロキサン4〜90モル%と、(B)一般式R′3 SiO(R2 SiO)n SiR′2 Yのモノアクリル機能性末端ブロックポリジオルガノシロキサン9〜50モル%と、(C)式R′3 SiO(R2 SiO)n SiR′3の無機能性ポリジオルガノシロキサン0〜65モル%とのブレンドであって、ここで上記の式中のRはアルキル基、アリール基及びフッ素化アルキル基からなる群より選ばれる一価の基であり、各R′は、R、ヒドロキシル基及び加水分解可能な基からなる群より独立に選ばれ、Yはケイ素-炭素結合を介してケイ素原子に結合したアクリル官能基であって、このアクリル官能基は、次式【化1】又は次式【化2】(これらの式中のR′′は水素原子又はメチル基であり、Zは二価の酸素又は-N(R2)-であり、R2 は水素原子又は1〜4の炭素原子数のアルキル基であり、R3 は1〜10個の炭素原子を1基当りに有する二価の炭化水素基であり、R*は二価の炭化水素基又はエーテル結合を含有している二価の炭化水素基である)を有し、そしてnは30〜3,000であり、上記のモル百分率の基準は全ブレンドを100モル%とするものであり、そして当該ブレンドのポリジオルガノシロキサン類が20〜95%の末端ブロック基をアクリル機能性として提供し、5〜80%の末端ブロック基を無機能性として提供する量で存在しているものを作り、上記のポリジオルガノシロキサン類について無機能性末端ブロック基の量及びアクリル機能性末端ブロック基の量とnの値とを、ポリジオルガノシロキサン類のブレンドと光増感系とを含んでなる未硬化組成物については予め定められた粘度の値を、また紫外線への暴露により硬化した組成物については予め定められた硬さを提供するように変え、当該組成物に照射して末端ブロック基及びnの値の選択により予め定められた硬さの値を有する硬化物質を得ることを含む、未硬化組成物の粘度と硬化組成物の硬さの制御方法。
IPC (4件):
C08L 83/07 LRW ,  C08G 77/20 NUG ,  C08K 5/17 ,  C08F299/08 MRY
FI (4件):
C08L 83/07 LRW ,  C08G 77/20 NUG ,  C08K 5/17 ,  C08F299/08 MRY

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