特許
J-GLOBAL ID:200903024468745986

電気自動車の制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 菊谷 公男 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-163563
公開番号(公開出願番号):特開平10-341505
出願日: 1997年06月06日
公開日(公表日): 1998年12月22日
要約:
【要約】【課題】 リチウムイオン二次電池を電源とする電気自動車において、外気温が高い時でも電池の残容量を無駄なく使って航続距離を確保する。【解決手段】 電池表面温度Tbmaxの温度上昇率ΔT/Δτから平均出力Paveを算出しこれによる予測電力量より実際の残容量Cr が大きいとき、残容量Crの全てを放電しきるまでの目標平均出力Pcal を算出する(ステップ101〜106)。そして演算時点での出力可能パワーPmax が目標平均出力Pcal より大きければ、この目標平均出力に向かって段階的に電池の出力制限を行う(ステップ107〜111)。これにより、温度により出力制限を行う時期が遅らすことができ、その分だけ通常走行が可能になって航続距離が延びる。
請求項(抜粋):
リチウムイオン二次電池を駆動電源とする電気自動車において、その電池表面温度を検出する温度検出器を備え、電池表面温度に基づく出力制限を含む制御を行う制御装置であって、放電深度が設定深度以上である場合に電池温度上昇率と放電深度とから電池の平均出力を求める平均出力算出手段と、この平均出力で走行するとして電池表面温度により出力制限がかかり始めるまでに使用する予測電力量を算出する予測電力量算出手段と、電池の残容量を演算して求める残容量演算手段と、この残容量が予測電力量よりも大きい場合に残容量と現在の電池表面温度とから残容量を全て放電しきるまでの電池温度上昇率を算出し、この電池温度上昇率に対応した目標平均出力を算出する目標平均出力算出手段と、この目標平均出力に向かって段階的に電池出力の制限を行なう電池出力制限手段とを有することを特徴とする電気自動車の制御装置。
IPC (6件):
B60L 11/18 ,  B60L 3/00 ,  G01R 31/36 ,  H01M 10/48 301 ,  H01M 10/50 ,  H02J 7/00
FI (6件):
B60L 11/18 A ,  B60L 3/00 S ,  G01R 31/36 G ,  H01M 10/48 301 ,  H01M 10/50 ,  H02J 7/00 P

前のページに戻る