特許
J-GLOBAL ID:200903024478375125
ドアロック駆動装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-052503
公開番号(公開出願番号):特開平8-028119
出願日: 1995年03月13日
公開日(公表日): 1996年01月30日
要約:
【要約】【目的】 電動モータ7の作動によりドアを施錠した時のノブ3の手動操作によるドアの解錠を阻止し、且つこの時の手動操作によるドアロック本体2、トルク伝達機構9および電動モータ7の損傷を防止する。【構成】 ノブ3に連結した入力レバー10上に、ドアロック本体2に連結した出力レバー11を回転自在に配した。さらに、出力レバー11上に、トルク伝達機構9に連結するクラッチレバー13を回転自在に配した。そして、ノブ3により解錠が不可能なスーパーロック状態の時に、出力レバー11を施錠側ストッパ18で止めておき、クラッチレバー13のみを左回転させることによりクラッチアーム12をピンを軸にして揺動して入力レバー10の係合片35より外れるようにした。これにより、ノブ3を無理やりアンロック側に操作してもドアロック本体2と電動モータ7に大荷重が加わらないようになった。
請求項(抜粋):
ドアを施錠、解錠するドアロック本体と、このドアロック本体を手動操作により機械的に作動させる手動操作手段と、ドアが解錠されている解錠状態、前記手動操作手段の手動操作によりドアの解錠が可能な第1施錠状態、前記手動操作手段の手動操作によりドアの解錠が不可能な第2施錠状態に基づいて、前記ドアロック本体を作動させるアクチュエータとを備えたドアロック駆動装置であって、前記アクチュエータは、(a)通電されると作動する電動モータと、(b)この電動モータにより回転駆動され、前記電動モータのトルクを伝達するトルク伝達手段と、(c)前記手動操作手段に常に連結され、中心子を軸にして回転自在に配され、前記中心子の径方向に被係止部を有する第1のレバーと、(d)前記ドアロック本体に常に連結され、前記第1のレバーに対して中心子を軸にして回転自在に設けられ、解錠状態から第1施錠状態への作動時に前記トルク伝達手段から施錠側のトルクが伝達される第1のトルク被伝達部、および前記トルク伝達手段の解錠状態、第1施錠状態の時に前記被係止部の施錠側部分を係止する施錠側係止部を有する第2のレバーと、(e)前記第2のレバーに揺動自在に支持される支軸部、および前記被係止部によって前記支軸部を軸にして揺動されると共に、解錠状態、第1施錠状態の時に前記被係止部の解錠側部分を係止する解錠側係止部を有するクラッチアームと、(f)前記第2のレバーおよび前記クラッチアームに対して中心子を軸にして回転自在に設けられ、第1施錠状態から解錠状態への作動時に前記トルク伝達手段から解錠側のトルクが伝達され、且つ第1施錠状態から第2施錠状態への作動時に前記トルク伝達手段から施錠側のトルクが伝達される第2のトルク被伝達部、およびこの第2のトルク被伝達部に施錠側のトルクが伝達された時のみ前記クラッチアームを、前記解錠側係止部が前記被係止部の解錠側部分より離脱する方向へ駆動する駆動部を有するクラッチレバーとを備えたことを特徴とするドアロック駆動装置。
IPC (2件):
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