特許
J-GLOBAL ID:200903024479114317

質量分析計

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-051325
公開番号(公開出願番号):特開平9-243600
出願日: 1996年03月08日
公開日(公表日): 1997年09月19日
要約:
【要約】【課題】キャピラリ電気泳動・質量分析計で、噴霧補助溶液の送液ポンプを不要とし、簡単な構成でかつ安全性の高いイオン源を提供する。【解決手段】キャピラリ電気泳動・質量分析計のイオン源に、溶液を噴霧する噴霧細管の外周部に高速のガス流を流して試料をイオン化するソニックスプレー法を用いる。
請求項(抜粋):
溶液中の混合試料を分離するキャピラリ電気泳動部,分離された前記試料を大気中に噴霧するための噴霧細管と前記噴霧細管が挿入されるオリフィスを持ち前記噴霧細管先端近傍が前記オリフィスに挿入されて設置されるイオン源,噴霧を補助する噴霧補助溶液を供給する容器,前記容器からの前記噴霧補助溶液を前記イオン源に送液する送液手段,前記イオン源により生成したイオンを真空部へ導入するイオン導入細孔,導入された前記イオンを質量分析するための質量分析部からなる質量分析計であって、前記イオン源に導入されたガスが、前記噴霧細管の外周壁面に沿って先端まで流れ、さらにオリフィスから流出するときに、前記ガスの標準状態換算における流量をF、前記噴霧細管と前記オリフィスとの間の断面積の最小値をSとすると、F/Sで決まる値が毎秒200m以上であり、かつ前記噴霧細管の周囲から流される前記ガスにより前記噴霧細管の末端部周辺を減圧にし、前記容器が設置された位置との圧力差により前記噴霧補助溶液を前記イオン源に送液することを特徴とする質量分析計。
IPC (3件):
G01N 27/62 ,  G01N 27/447 ,  H01J 49/10
FI (3件):
G01N 27/62 B ,  H01J 49/10 ,  G01N 27/26 331 J

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