特許
J-GLOBAL ID:200903024481334022

有機硫黄化合物含有液体の脱硫方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 滝田 清暉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-322109
公開番号(公開出願番号):特開平11-140462
出願日: 1997年11月07日
公開日(公表日): 1999年05月25日
要約:
【要約】【課題】水素化脱硫塔の後工程として好適な、有機硫黄化合物含有液体の酸化脱硫方法を提供する。【解決手段】 有機硫黄化合物含有する液体中に酸化剤を添加し、触媒を用いて酸化することにより有機硫黄化合物をスルホキシド化合物及び/又はスルホン化合物に酸化し、次いで生成したスルホキシド化合物及びスルホン化合物を分離除去する脱硫方法。酸化剤として、有機過酸化物、有機次亜塩素酸化合物及び有機次亜臭素酸化合物からなる群の中から選択される少なくとも一種の酸化剤を、前記有機硫黄化合物中の硫黄原子の酸化に必要な化学量論量以上添加し、少なくとも1種の固体触媒を用いて、室温〜添加した酸化剤の熱分解温度以下で酸化反応を行わせる。生成したスルホキシド及びスルホンは、吸着、ろ過等の手段によって分離する。
請求項(抜粋):
有機硫黄化合物を含有する液体中に酸化剤を添加し、加熱することにより前記有機硫黄化合物をスルホキシド化合物及び/又はスルホン化合物に酸化し、次いで生成したスルホキシド化合物及びスルホン化合物を分離除去する脱硫方法であって、酸化剤として、有機過酸化物、有機次亜塩素酸化合物及び有機次亜臭素酸化合物からなる群の中から選択される少なくとも一種の酸化剤を、前記有機硫黄化合物中の硫黄原子の酸化に必要な化学量論量以上添加し、少くとも1種の固体触媒を用いて、室温〜添加した酸化剤の熱分解温度未満で触媒酸化反応を行わせることを特徴とする、有機硫黄化合物を含有する液体の脱硫方法。
IPC (2件):
C10G 27/12 ,  C10G 31/09
FI (2件):
C10G 27/12 ,  C10G 31/09

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