特許
J-GLOBAL ID:200903024481952052

高強度溶融亜鉛めっき鋼板および高強度合金化溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法、並びに高強度合金化溶融亜鉛めっき鋼板

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小林 英一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-201881
公開番号(公開出願番号):特開2001-026853
出願日: 1999年07月15日
公開日(公表日): 2001年01月30日
要約:
【要約】【課題】 不めっき欠陥の発生を防止することが可能な加工性およびめっき密着性に優れた高強度溶融亜鉛めっき鋼板、高強度合金化溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法、並びに高強度合金化溶融亜鉛めっき鋼板の提供。【解決手段】 P:0.10wt%以下含有する鋼のスラブを熱間圧延し、酸洗後もしくはさらに冷間圧延を施した後、加熱温度:T1が 750〜950 °Cで加熱した後、酸洗し、得られた鋼板を、加熱温度:T2が 650〜900 °Cでかつ下記式(1) 、(2) を満足する条件下で加熱還元した後、溶融亜鉛めっきを施すか、さらに加熱合金化処理を施す高強度溶融亜鉛めっき鋼板、高強度合金化溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法、並びに高強度合金化溶融亜鉛めっき鋼板。T2≦T1+K...(1) 、T2≧-T1+L...(2) 、但し、式(1) 、(2) 中、Kは加熱還元時の雰囲気ガス中H2O 濃度とH2濃度の関数、Lは鋼中P含有量の関数を示す。
請求項(抜粋):
P:0.10wt%以下含有する鋼のスラブを熱間圧延し、得られた熱間圧延鋼板を、酸洗後、そのまま、もしくは冷間圧延を施した後、加熱温度:T1が 750°C以上、950 °C以下で加熱し、冷却した後、鋼板表面の鋼中成分の濃化層を酸洗により除去し、得られた鋼板を、還元性雰囲気下、加熱温度:T2が 650°C以上、900 °C以下でかつ下記式(1) 、(2) の両者を満足する条件下で加熱還元した後、溶融亜鉛めっきを施すことを特徴とする加工性およびめっき密着性に優れた高強度溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法。記T2≦T1+K............(1)T2≧-T1+L.........(2)但し、上記式(1) 、(2) 中、K=50log(H2O/H2) +220 .........(3)L=1000P+1440.....................(4)を示し、上記式(1) 〜(4) 中、T1:前記した冷却前の加熱温度(°C)T2:前記した鋼中成分の濃化層の酸洗除去後の加熱還元時の加熱温度(°C)H2O :前記した鋼中成分の濃化層の酸洗除去後の加熱還元時の雰囲気ガス中H2O 濃度(vol %)H2 :前記した鋼中成分の濃化層の酸洗除去後の加熱還元時の雰囲気ガス中H2濃度(vol %)P:鋼中P含有量(wt%)を示す。
Fターム (18件):
4K027AA02 ,  4K027AA23 ,  4K027AB02 ,  4K027AB07 ,  4K027AB28 ,  4K027AB36 ,  4K027AB37 ,  4K027AB38 ,  4K027AB42 ,  4K027AC02 ,  4K027AC18 ,  4K027AC73 ,  4K027AE12 ,  4K027AE18 ,  4K027AE25 ,  4K027AE27 ,  4K027AE33 ,  4K027AE34
引用特許:
審査官引用 (3件)

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