特許
J-GLOBAL ID:200903024482122436

ヒト免疫不全ウイルスの複製を阻害するピペラジン誘導体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三枝 英二 (外8名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-558082
公開番号(公開出願番号):特表2002-519413
出願日: 1999年07月05日
公開日(公表日): 2002年07月02日
要約:
【要約】本発明は、化学式(I)のピペラジン誘導体の使用に関する:式中、A及びB=C=O, C=S又はR7=H、メチル、シアノ、シアノメチル、CO2CH3又は(C=O)CH3で、R8=H又はフェニルであるCR7R8;R1からR6=H、OH又はC1からC5のアルコキシ;XはC=O、O(C=O)、O(C=S)、O(SO2)、NH(C=O)、NH(C=S)、NH(SO2)、S(C=O)又はS(C=S)を表し、Y=NR9R10、CR9R10R11=H、C1からC5のアルキル、C2からC5のアルケニル又はC2からC5のアルキニル又は5から10原子を含む窒素複素環;又はO、S、O(C=O) O、NH(C=O) O又はS (C=O) O、Y=上述したR9、R10、R11を有するCR9R10R11;又はHIVを阻害する薬剤を調製するための薬学的に許容される塩のうちの1つ。本発明は、HIV感染の治療に有用である。
請求項(抜粋):
ヒト免疫不全ウイルス(HIV)の複製を阻害するための医薬品の調製のための、一般式(I)に対応するピペラジン誘導体:【化1】ここで: -A及びBは、互いに独立してC=O、C=S又はCR7R8基を表わし、ここでR7は水 素原子又はメチル、シアノ、シアノメチル、CO2CH3及び(C=O)CH3基より選ばれる基を表わし、R8は水素原子又はフェニル基を表わす; -R1、R2、R3、R4、R5及びR6は、互いに独立して水素原子、水酸基又は直鎖若しくは分岐のC1-C5アルコキシ基を表わす; -Xが表わすのは: ・C=O、O(C=O)、O(C=S)、O(SO2)、NH(C=O)、NH(C=S)、NH(SO2)、S(C=O)、及びS(C=S)基より選ばれる基であり、この場合YはNR9R10又はCR9R10R11基を表す(ここでR9、R10及びR11は互いに独立して水素原子、直鎖或いは分岐のC1〜C5アルキル、C2〜C5アルケニル又はC2〜C5アルキニル基を表わす)か、或いは5〜10の原子並びに窒素、酸素及び硫黄より選ばれる1又はそれ以上のヘテロ原子を随意に含む窒素複素環である; ・或いは、酸素もしくは硫黄原子又はO(C=O)O、NH(C=O)O、及びS(C=O)O基より選ばれる基であり、この場合YはCR9R10R11基を表わす(ここでR9、R10及びR11は上記と同様の意味をもつ);或いは薬学的に許容し得るその塩のうち1つの使用。
IPC (3件):
C07D241/04 ,  A61K 31/495 ,  A61P 31/18
FI (3件):
C07D241/04 ,  A61K 31/495 ,  A61P 31/18
Fターム (9件):
4C086AA01 ,  4C086AA02 ,  4C086BC50 ,  4C086MA01 ,  4C086MA04 ,  4C086NA01 ,  4C086NA14 ,  4C086ZB33 ,  4C086ZC55

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