特許
J-GLOBAL ID:200903024483251299

画像処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 後藤 洋介 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-547501
公開番号(公開出願番号):特表2001-524239
出願日: 1998年05月06日
公開日(公表日): 2001年11月27日
要約:
【要約】三次元対象物の二次元画像を三次元対象物の三次元表示に変換するための画像処理方法において、前記対象物は、それぞれ二次元画像における画素によって表される色を構成する各要素から成る。画像の色は、色の特性に関して、分析が必要であり、空間内における個々の色のポイントの位置づけは、色温度スケール、色の彩度スケール、コントラストスケールを利用することによって一つに集約される。その結果、各色は、画像の他の色に関連した遠近感のある配置を得る。
請求項(抜粋):
本発明は、三次元対象物の二次元画像を三次元対象物の三次元表示に変換するための画像処理方法において、前記対象物は、二次元画像における画素によって表される各要素から成り、特定の色相をもつ基準面に関して、画像面における前記各要素までの距離d(z)を、色温度、彩度、明度に関する数値として表現された画像中の各画素の色の特性を測定することによって決定し、この距離は通常、前記基準面に原点をもつ該基準面のZ軸に沿って測定され、結果として、画像に関係する画素によって表される前記要素に対して、色温度、彩度、及びコントラストの数値について距離値dt,ds,dcが得られる。前記要素と前記基準面の間の距離d(z)は、距離値dt,ds,dcの加重平均法を用いて、 d(z)=1/3*(kt*dt+ks*ds+kc*dc)で求められ、kt,ks,kcは経験的データに基づいた重み付けの因子であり、得られた距離数値d(z)と、画像面中の画素のx,y座標を基に、d(x)からX、d(y)からY,及びd(z)からZへの変換を実施することにより、実空間座標X,Y,Zを決定し、これらX,Y,Zは、前記基準面に原点をもつ三次元座標系における前記要素の座標であることを特徴とする画像処理方法。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 画像処理装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-321797   出願人:キヤノン株式会社
  • 3次元画像表示装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-092192   出願人:キヤノン株式会社

前のページに戻る