特許
J-GLOBAL ID:200903024484775445

パワーウィンドウの制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 茂明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-118037
公開番号(公開出願番号):特開平5-286356
出願日: 1992年04月09日
公開日(公表日): 1993年11月02日
要約:
【要約】【目的】 この発明は、ウィンドウ部材の経年変化や異物の付着或いはノイズ等による誤動作を防止し、全閉位置検出のためのセンサ等を削減することを目的とする。【構成】 リップル検出部27によるモータ24のリップルカウント値から制御部22によりウィンドウの推定現在位置を導出すると共に、推定現在位置に対応する前回の閉動作時の電流パターンにおける電流推定値を導出し、制御部22により推定値に基づいて電流上限値及び電流下限値を演算し、モータ電流の現在値と電流上限値及び電流下限値それぞれとを比較し、現在値が電流上限値より大きいときに反転指令、電流下限値より小さいときに停止指令を出力する。【効果】 従って、ウィンドウ部材の経年変化や異物の付着或いはノイズ等による誤動作を防止でき、しかも全閉位置検出のためのセンサ等を削減できる。
請求項(抜粋):
自動車のウィンドウを開閉する直流モータと、前記モータを駆動するモータ駆動部と、一定のサンプリング時間ごとに前記モータの電流を検出して電流検出信号を出力する電流検出部と、前記ウィンドウの閉時に前記電流検出信号が入力され前記モータのブラシの作用により発生するモータ電流波形のリップルを検出してカウントするリップル検出部と、前回の閉動作時における前記電流検出信号から導出した電流パターンを記憶した電流パターン記憶部と、前記モータの過負荷及び前記モータ電流の検出系の異常をそれぞれ判定するための前記モータ電流の上限許容値及び下限許容値をそれぞれ記憶した上限許容値記憶部及び下限許容値記憶部と、前記リップル検出部によるカウント値から導出される前記モータの回転量に基づき前記ウィンドウの推定現在位置を導出し、前記電流パターン記憶部に記憶された前記電流パターンにおける前記推定現在位置に対応するモータ電流の推定値を導出する推定部と、前記推定値に前記両許容値記憶部による前記上限許容値及び下限許容値をそれぞれ加,減算して電流上限値及び電流下限値を演算する演算部と、前記電流検出信号による前記モータ電流の現在値と前記電流上限値及び電流下限値それぞれとを比較し、前記現在値が前記電流上限値より大きいときに前記モータ駆動部に反転指令を出力し前記現在値が前記電流下限値より小さいときに前記モータ駆動部に停止指令を出力する指令部とを備えたことを特徴とするパワーウィンドウの制御装置。
IPC (3件):
B60J 1/00 ,  B60J 1/17 ,  E05F 15/10
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭64-039278
  • 特開昭61-078984

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