特許
J-GLOBAL ID:200903024486117011
t-ブチル(メタ)アクリレートの製造法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-130597
公開番号(公開出願番号):特開平6-340584
出願日: 1993年06月01日
公開日(公表日): 1994年12月13日
要約:
【要約】【目的】 触媒の活性を維持し、二重結合に対する副反応を極力抑制して転化率および選択率を高めることにより、収率を向上させる。【構成】 触媒は、アルカリ金属又はアルカリ土類金属のアルコラートで、かつその使用量が反応成分であるメチル(メタ)アクリレートとt-ブタノールの合計モル数に対して0.1ないし3.0モル%である。反応系の水分は前記反応成分の合計量に対して1000ppm 以下である。しかも、メチル(メタ)アクリレートに対するt-ブタノールのモル比が1ないし10である。また、溶媒として、沸点が40ないし250°Cであるエーテル化合物、芳香族炭化水素などからなる溶剤のうち、少なくとも1種を用いるのが好ましい。そして、メチル(メタ)アクリレートとt-ブタノールとの反応により生成するメタノールを反応系から除去させることより、t-ブチル(メタ)アクリレートを製造する。
請求項(抜粋):
メチル(メタ)アクリレートとt-ブタノールとの反応により生成するメタノールを反応系から除去させることよりなるt-ブチル(メタ)アクリレートの製造法において、触媒がアルカリ金属又はアルカリ土類金属のアルコラートで、かつその使用量が反応成分であるメチル(メタ)アクリレートとt-ブタノールの合計モル数に対して0.1ないし3.0モル%であり、水分が前記反応成分の合計量に対して1000ppm 以下で、しかもメチル(メタ)アクリレートに対するt-ブタノールのモル比が1ないし10であることを特徴とするt-ブチル(メタ)アクリレートの製造法。
IPC (4件):
C07C 67/03
, B01J 31/02 101
, C07C 69/54
, C07B 61/00 300
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