特許
J-GLOBAL ID:200903024496590998

異種の材料からなる複数の部分を持つ金属燒結製品の製造方法及びこれにより得られる金属燒結製品

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山下 穣平
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-238936
公開番号(公開出願番号):特開2000-063913
出願日: 1998年08月25日
公開日(公表日): 2000年02月29日
要約:
【要約】【課題】 複数の部分を持つ製品を金属射出成形法を用いて製造するに際して、焼入れを要せずに高硬度部分を得、燒結時に変形が生じた場合でもその矯正が容易で切削等による後加工も容易な低硬度部分を得る。【解決手段】 第1の部分2を構成する第1の金属材料粉末と熱可塑性樹脂を含むバインダーとを含有する第1の成形材料及び第2の部分4を構成する第2の金属材料粉末と熱可塑性樹脂を含むバインダーとを含有する第2の成形材料を用いてそれぞれ成形体第1部分2a及び成形体第2部分4aを射出成形し、金属燒結製品に対応するグリーン成形体を得る。このグリーン成形体を減圧下で加熱処理することでグリーン成形体からバインダーを除去し第1の金属材料粉末及び第2の金属材料粉末を燒結させ、硬度Hmvが80〜250の第1の部分と硬度Hmvが600以上の第2の部分とを形成する。
請求項(抜粋):
複数の部分からなる金属燒結製品を製造する方法であって、前記複数の部分のそれぞれについて金属材料の粉末と熱可塑性樹脂を含むバインダーとを含有する成形材料を用いて射出成形して対応する成形体部分を形成することで、グリーン成形体を得、該グリーン成形体を減圧下で加熱処理することで該グリーン成形体からバインダーを除去し前記金属材料粉末を燒結させ、前記複数の部分のそれぞれについて互いに異なる金属材料を使用することで互いに異なる硬度を持つ前記複数の部分からなる金属燒結製品を得る、ことを特徴とする、異種の材料からなる複数の部分を持つ金属燒結製品の製造方法。
IPC (3件):
B22F 7/06 ,  B22F 3/02 ,  B22F 3/10
FI (3件):
B22F 7/06 C ,  B22F 3/02 L ,  B22F 3/10 C
Fターム (8件):
4K018AA30 ,  4K018AA33 ,  4K018AA34 ,  4K018AA35 ,  4K018CA30 ,  4K018DA01 ,  4K018DA32 ,  4K018JA09
引用特許:
審査官引用 (3件)

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