特許
J-GLOBAL ID:200903024496883383

防水型大容量変位計

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 真田 修治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-219295
公開番号(公開出願番号):特開平5-040003
出願日: 1991年08月06日
公開日(公表日): 1993年02月19日
要約:
【要約】【目的】 防水性を高めつつ回転に必要なトルクの低減化を図り、併せて大変位量の検出を可能にする。【構成】 ケーシングは、非磁性体材料で形成され、ポテンショメータ室2とばね室3とに区画されている。この変位計1は、ケーシングが2つの被測定部位の一方の部位に固定され、ワイヤ12の変位検出端部13が他方の部位に連結される。例えば、2つの被測定部位間の距離が何らかの原因で増加した場合、ワイヤ12が矢印方向に引き出され定張力ばね付勢手段20の復元力に抗して検出プーリー7を回転させる。この回転に伴ない回転シャフト5を介して第1磁石部材8が回転される。すると、磁力作用により第2磁石部材10が同一方向に同一角度回転し、この回転が多回転型ポテンションメータ9に伝達され、このポテンショメータから変位に応じた電気信号が出力される。
請求項(抜粋):
少なくとも、外部空間に連通する軸受け孔を有するばね室と該ばね室に隣接した完全液密構造のポテンショメータ室とに区画された非磁性体材料から成るケーシングと、前記ばね室内から外部空間に突出するように前記軸受け孔にパッキング部材を介して回転可能に嵌合した回転シャフトと、この回転シャフトの外部空間側の一端部に一体回転可能に結合され、且つ、外周面において被測定物の変位を検出するための測定用ワイヤと巻付け可能に接触して前記測定用ワイヤの所定方向への移動動作により回転させられる検出プーリーと、前記ばね室内にあって前記回転シャフトの他端部に一体回転可能に結合された第一の磁力運動伝達手段と、前記ばね室内にあって前記回転シャフトに所定の回転力を付与するためのばね付勢手段と、前記ばね室内に充填された液密用オイルと、前記ポテンショメータ室内にあって前記ポテンショメータ室と前記ばね室との区画壁を隔てて前記第一の磁力運動伝達手段と対向するように設けられた第二の磁力運動伝達手段と、前記ポテンショメータ室内にあって前記第二の磁力運動伝達手段と一体回転可能に設けられた多回転型のポテンショメータと、このポテンショメータの出力を前記ポテンショメータ室から外部に取り出し得るように設けられた液密構造の出力外部取り出し手段とを備え、高湿、または水中等の悪環境下の使用にも耐え得るように構成したことを特徴とする防水型大容量変位計。
IPC (3件):
G01B 7/00 ,  G01B 7/04 101 ,  G01D 11/24

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