特許
J-GLOBAL ID:200903024514249387

内燃機関用バルブタイミング調整装置。

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 碓氷 裕彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-156808
公開番号(公開出願番号):特開2000-002105
出願日: 1995年11月28日
公開日(公表日): 2000年01月07日
要約:
【要約】【課題】 ハウジング部材とベーン部材との打音発生を防止するバルブタイミング調整装置を提供する。【解決手段】 ストッパピストン7は、エンジン始動時ポンプ46から油圧室23および24に圧油が供給されていない状態では、先端部7cがストッパ穴20に嵌合しているのでシューハウジング3とベーンロータ9とが拘束され一体に回転する。従ってカムシャフト2に正・負の反転トルクが生じてもベーンロータ9とシューハウジング3との打音の発生は防止される。油圧室23または24に圧油が圧送されると、ストッパピストン7はストッパ穴20から抜け出てベーンロータ9はシューハウジング3との連結が解除されるので、シューハウジング3に対するベーンロータ9の相対回動を油圧により制御可能になる。
請求項(抜粋):
ベーン式の内燃機関用バルブタイミング調整装置において、ハウジング部材とベーン部材との回動方向移動を所定の拘束位置において拘束する当接部としてのストッパピストン(7)を有し、前記ストッパピストンは収容孔(8)に収容され、前記ハウジング部材の回転軸方向に沿って変位し、前記収容孔にはスプリング(18)が組み込まれ、前記スプリングにより前記ハウジング部材のフロントプレート(4)側に付勢されてストッパ穴(20)に嵌合し、進角室(13)および油路(25)を介して圧油が導入される油圧室(24)を有し、油圧室(24)の油圧力が前記ストッパピストンの先端面に作用して、前記ストッパピストンが前記スプリングの付勢力に抗して前記収容孔に押し込まれて前記ストッパ穴から抜け出ることを特徴とするバルブタイミング調整装置。

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