特許
J-GLOBAL ID:200903024514697630

内燃機関を運転停止させるための制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢野 敏雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-066390
公開番号(公開出願番号):特開平6-010786
出願日: 1993年03月25日
公開日(公表日): 1994年01月18日
要約:
【要約】【目的】 燃料貯蔵タンク65と燃料噴射ポンプ1の吸込み室75との間に配置された、内燃機関を運転停止させるための制御装置で、吸込み室75がフィードポンプ59の吸込み導管57に接続されていて、このフィードポンプの圧力導管61が燃料貯蔵タンク65内に開口するタンク導管67に接続されており、これによって導管接続部が変えられるようになっており、切換弁3が設けられていて、この切換弁3が、対応する弁座45,47,51,53と協働する2つの2重弁閉鎖体23,33を有する電磁石制御される弁部材15を有している形式のものを改良して、より高いフィード効率が得られるようにする。【構成】 切換弁3の回路内に第2のフィードポンプ81が組み込まれていて、この第のフィードポンプ81が第1のフィードポンプ59に対して平行に圧送導管61に接続されていて、その吸込み導管83がタンク導管67に直接開口している。
請求項(抜粋):
内燃機関を運転停止させるための制御装置であって、タンク導管(67)及び吸込み導管(57)を介して燃料を燃料貯蔵タンク(65)から吸い込んで、圧送導管(61)及び接続導管(73)を介して燃料噴射ポンプ(1)の吸込み室(75)のインレットに送るフィードポンプ(59)と、該フィードポンプ(59)のフィード位置で前記タンク導管(67)を吸込み導管(57)に接続し、かつ、圧送導管(61)を接続導管(73)に接続する、2位置多-多ポート弁として構成された切換弁(3)を備えており、該切換弁(3)が、ケーシング(5)内で軸方向可動にガイドされた弁部材(15)を有していて、内燃機関を駆動するためのフィード位置から内燃機関を運転停止させるための遮断位置に切換え可能であって、該切換え位置で、燃料噴射ポンプ(1)の吸込み室(75)がフィードポンプ(59)の吸込み導管(57)に接続され該フィードポンプ(59)の圧送導管(61)がタンク導管(67)に接続されるようになっており、燃料を吸込み室(75)から燃料貯蔵タンク(65)へ戻し案内するオーバーフロー導管(79)内に、吸込み室(75)内で圧力を制限するオーバーフロー弁(77)が設けられており、タンク導管(67)からフィードポンプ(59)の吸込み導管(57)への接続を少なくとも制御するための、切換弁(3)の弁部材(15)が2重弁閉鎖体(33)を備えており、該2重弁閉鎖体(33)が、ケーシング(5)内で互いに向き合って配置された2つの弁座(51,53)に交互に当接するようになっていて、これら2つの弁座(51,53)の間にフィードポンプ(59)の吸込み導管(57)が切換弁(3)のケーシング(5)から導出されていて、これら2つの弁座(51,53)のうちの一方の弁座(51)が、ケーシング(5)内に開口し吸込み導管(57)に通じる、タンク導管(67)の開口部を取り囲んでいて、他方の弁座(53)が、ケーシング(5)内に開口し吸込み導管(57)に通じる、オーバーフロー導管(79)の開口部を取り囲んでおり、弁部材(15)に別の2重弁閉鎖体(23)が設けられていて、該2重弁閉鎖体(23)は、ケーシング(5)内で互いに向き合う2つの弁シール面(45,47)と交互に協働するようになっていて、これら2つの弁シール面(45,47)の間で圧送導管(61)が切換弁(3)のケーシング(5)内に開口しており、これら2つの弁シール面のうちの一方の弁シール面(45)が圧送導管(61)に通じる接続導管(73)を取り囲んでいて、他方の弁シール面(47)がケーシング(3)内に開口するタンク導管(67)の開口部を取り囲んでおり、弁閉鎖体(15)の遮断位置で一方の2重弁閉鎖体(33)が前記一方の弁座(51)と気密に重なり合っていて、他方の2重弁閉鎖体(23)が前記他方の弁シール面(45)と気密に重なり合っている形式のものにおいて、第1のフィードポンプとしてのフィードポンプ(59)に対して付加的に設けられた第2のフィードポンプ(81)が、前記第1のフィードポンプ(59)に対して平行に圧力側で圧送導管(61)に接続されていることを特徴とする、内燃機関を運転停止させるための制御装置。
IPC (4件):
F02M 37/00 311 ,  F02M 37/00 ,  F02M 37/00 331 ,  F02D 17/00

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