特許
J-GLOBAL ID:200903024515844041

芳香族ポリカーボネートの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長谷川 曉司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-317971
公開番号(公開出願番号):特開平9-157382
出願日: 1995年12月06日
公開日(公表日): 1997年06月17日
要約:
【要約】【課題】 耐熱性に優れ、高分子量の芳香族ポリカーボネートを溶融重縮合法で得る。【解決手段】 芳香族ジオール化合物と炭酸ジアリール化合物とを、リン-イリド化合物(例えば1-トリフェニルホスホラニリデン2-プロパノン)触媒の存在下、エステル交換反応(溶融重縮合)して芳香族ポリカーボネートを製造する。
請求項(抜粋):
芳香族ジオール化合物と、一般式(I)【化1】(式中、R1 とR2 はそれぞれ独立して炭素数が1〜10のアルキル基又はアルコキシ基を示す。mおよびnは0〜2の整数である。)で示される炭酸ジアリール化合物とをエステル交換反応触媒を用いて溶融重縮合反応させて芳香族ポリカーボネートを製造する方法において、エステル交換反応触媒として一般式(II)又は(III)【化2】(式中、R3 は炭素数1〜10のアルキル基、アリール基又はアラルキル基を示す。R4 とR5 はそれぞれ独立して水素、炭素数が1〜16のヘテロ原子を含有してもよいアルキル基、アリル基又はアラルキル基を示す。R6 はヘテロ原子又は不飽和結合を含有してもよい炭素数3〜16の炭化水素残基である。)で示されるリン-イリド化合物を用いることを特徴とする芳香族ポリカーボネートの製造方法。

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