特許
J-GLOBAL ID:200903024518003366

リングネットワークによるサービスノード増殖方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 並木 昭夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-048716
公開番号(公開出願番号):特開平5-252175
出願日: 1992年03月05日
公開日(公表日): 1993年09月28日
要約:
【要約】【目的】 複数個のノードをリングネットワークに結合しておき、その中の特定ノードに対して他の多数のノードからサービス要求が集中した場合でも、その特定ノードにおいてサービス要求の受け付けが不可能となり、処理待ちが発生するのを防止する。【構成】 ノードを構成するステーションとホストのうち、ステーションにホストビジーフラグ12と、サービス増殖フラグ9と、パケット移送バッファ3と、を設けておき、サービス要求を受けたとき、フラグ12を見てホストビジーなら増殖先ノードを作ってフラグ9を立て、そのサービス要求を増殖先ノードへ転送して処理させる。
請求項(抜粋):
伝送制御を行うステーションと、該ステーションの上位装置であると共にサービス処理を行うホストプロセッサと、から成るノードを複数組、リングネットワークに結合しておき、或る一方の1又は複数のノードから、リングネットワークを構成する伝送路を介して、他方のノードへサービス要求を送り、該ノードのホストプロセッサでサービス処理した結果を該他方のノードから、前記伝送路を介して一方のノードへ送り返すという処理を行うシステムにおいて、各ノードのステーションに、当該ステーションの上位装置であるホストプロセッサのサービス処理ビジーを示すビジーフラグと、サービスノード増殖を既に行ったことを示すサービス増殖フラグと、サービス増殖先ノードへのサービス要求移送を行うためのパケット移送バッファと、を設けておき、各ノードのステーションにおいて、伝送路を介して他のノードからのサービス要求パケットを受信した時には、前記ビジーフラグを参照することにより、上位装置であるホストプロセッサの処理ビジーを判断し、ビジーでないときはサービス要求を受付けて該ホストプロセッサに送り、そこでのサービス処理結果のパケットをステーションから、前記他のノードへ向けて伝送路に送出し、ビジーのときは受信したサービス要求パケットを、前記パケット移送バッファに格納し、その宛先アドレスを予め定めてあるサービス増殖先ノードのステーションアドレスに修正し、既にサービス増殖が行われているかどうかを、前記サービス増殖フラグ参照することにより判断し、まだサービス増殖がおこなわれていなければ、該サービス要求パケットの伝送に先立ち、前記サービス増殖先ノードのステーション宛に、当該ステーションの上位装置であるホストプロセッサから取り出したサービスプログラムパケットを転送し、次いで宛先アドレスを修正した前記サービス要求パケットを伝送し、サービス増殖がすでに行われていれば、当該ステーションは、その上位装置であるホストプロセッサにはアクセスせずに、宛先アドレスを修正した前記サービス要求パケットを伝送することにより、サービス要求が特定のノードに集中したとき、該ノード用に予め定めてあるサービス増殖先ノードをも使って、該サービス要求の処理を行うことを特徴とするリングネットワークを介したサービスノード増殖方法。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平2-052245

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