特許
J-GLOBAL ID:200903024521903416

プロピレン系ブロック共重合体およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 俊一郎 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-218612
公開番号(公開出願番号):特開2002-030127
出願日: 2000年07月19日
公開日(公表日): 2002年01月31日
要約:
【要約】 (修正有)【解決手段】本発明のプロピレン系ブロック共重合体は、MgTiハロゲン電子供与体およびAlを含有する触媒を用いて調製され、該共重合体の23°Cn-デカン不溶成分のmmmm分率が97.5%以上、極限粘度[η]ncが0.6〜2.0dl/g、プロピレン系ブロック共重合体における割合が50〜80重量%であり、該共重合体の23°Cn-デカン可溶成分の極限粘度[η]naが2.4〜10.0dl/g、該可溶成分のプロピレンから誘導される構成単位/エチレンおよび/または炭素原子数4〜10のα- オレフィンから誘導される全構成単位の重量比が40/60〜80/20であり、該可溶成分のプロピレン系ブロック共重合体における割合が50〜20重量%であり、上記[η]na/上記[η]ncが4〜8である。【効果】流動性、剛性と耐衝撃性に優れる安価でしかも、低光沢を呈する高級感のある成形品を調製できる。
請求項(抜粋):
触媒成分としてマグネシウム、チタン、ハロゲン、電子供与体およびアルミニウムを含有するオレフィン重合用触媒を用いて調製されるプロピレン系ブロック共重合体であり、該プロピレン系ブロック共重合体は、(a)該共重合体の23°Cn-デカン不溶成分の13C-NMRで測定されるペンタッドアイソタクティシティ(mmmm分率)が97.5%以上であり、(b)該23°Cn-デカン不溶成分の135°Cデカリン中で測定される極限粘度[η]ncが、0.6〜2.0dl/gであり、(c)該23°Cn-デカン不溶成分のプロピレン系ブロック共重合体における割合が50〜80重量%であり、(d)該共重合体の23°Cn-デカン可溶成分の135°Cデカリン溶媒中で測定される極限粘度[η]naが、2.4〜10.0dl/gであり、(e)該23°Cn-デカン可溶成分のプロピレンから誘導される構成単位/エチレンおよび/または炭素原子数4〜10のα- オレフィンから誘導される全構成単位の重量比が40/60〜80/20であり、(f)該23°Cn-デカン可溶成分のプロピレン系ブロック共重合体における割合が50〜20重量%であり、(g)(23°Cn-デカン可溶成分の135°Cデカリン溶媒中で測定される極限粘度[η]na)/(23°Cn-デカン不溶成分の135°Cデカリン中で測定される極限粘度[η]nc)が4〜8であることを特徴とするプロピレン系ブロック共重合体。
IPC (3件):
C08F297/06 ,  C08F 4/602 ,  C08F 10/06
FI (3件):
C08F297/06 ,  C08F 4/602 ,  C08F 10/06
Fターム (47件):
4J026HA02 ,  4J026HA03 ,  4J026HA04 ,  4J026HA20 ,  4J026HA35 ,  4J026HB02 ,  4J026HB03 ,  4J026HB04 ,  4J026HB20 ,  4J026HB35 ,  4J026HB48 ,  4J026HE01 ,  4J028AA01A ,  4J028AB01A ,  4J028AC09A ,  4J028BA01A ,  4J028BA01B ,  4J028BB00A ,  4J028BB01B ,  4J028BC05A ,  4J028BC06A ,  4J028BC07A ,  4J028BC15B ,  4J028BC16B ,  4J028BC17B ,  4J028BC19B ,  4J028BC24B ,  4J028BC34B ,  4J028CB27C ,  4J028CB42A ,  4J028CB91C ,  4J028EB02 ,  4J028EB04 ,  4J028EC01 ,  4J028EC02 ,  4J028ED01 ,  4J028ED02 ,  4J028ED03 ,  4J028ED04 ,  4J028ED05 ,  4J028FA01 ,  4J028FA03 ,  4J028FA04 ,  4J028FA09 ,  4J028GA01 ,  4J028GA15 ,  4J028GA21
引用特許:
審査官引用 (5件)
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