特許
J-GLOBAL ID:200903024523659008

命令先取り装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): ▲柳▼川 信
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-353876
公開番号(公開出願番号):特開平5-165633
出願日: 1991年12月18日
公開日(公表日): 1993年07月02日
要約:
【要約】【目的】 パイプライン方式の情報処理装置における命令先取り方式において、分岐Go予測失敗時の分岐命令実行の高速化を図ると共に、メモリ索引効率を向上させて命令供給能力の向上を図る。【構成】 分岐Go予測ワードに連続する分岐NoGoワードを、捨てることなく命令先取りバッファ14内に格納する。分岐Go予測失敗時に、このバッファ14内の分岐NoGoワードを次ステージ(命令解読ステージ)へ供給することにより、分岐Go予測失敗時の分岐命令の実行を高速化できると共に、メモリ索引のやり直しをすることがないので、メモリ索引効率も向上する。
請求項(抜粋):
命令取出しアドレスレジスタのアドレスによりメモリから命令を取出して命令先取りバッファに格納すると同時に前記アドレスにより分岐予測手段を索引して分岐予測アドレスを生成する第1のステージと、前記命令先取りバッファの命令を次段の命令解読ステージへ供給すると同時に前記分岐予測先アドレスを前記命令取出しアドレスレジスタに供給する第2のステージとからなる命令先取りステージを有するパイプライン処理方式の情報処理装置における命令先取り装置であって、メモリから読出された分岐命令を含む命令ワードを前記命令先取りバッファに格納する際に、前記分岐予測手段により分岐Go予測された第1〜第N(Nは2以上の整数)の分岐命令を含む命令ワードを前記命令先取りバッファに夫々格納し、これ等命令ワードの各々に続いて前記第1〜第Nの分岐命令の分岐NoGo方向の命令を含む命令ワードを分岐NoGoワードとして夫々連続して前記命令先取りバッファに格納制御する手段と、前記分岐Go予測された分岐命令が実行されて分岐予測失敗して分岐NoGoと判定された場合に、前記命令先取りバッファに格納されている前記分岐NoGoワードの命令を前記命令解読ステージへ供給し、その後の命令先取りは前記分岐NoGoワードの後続ワードから開始するよう制御する手段とを含むことを特徴とする命令先取り装置。
IPC (2件):
G06F 9/38 310 ,  G06F 9/38 330

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