特許
J-GLOBAL ID:200903024524213747

固定型等速自在継手

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 江原 省吾 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-339319
公開番号(公開出願番号):特開平9-177813
出願日: 1995年12月26日
公開日(公表日): 1997年07月11日
要約:
【要約】【課題】 回転バックラッシュの防止【解決手段】 内輪2の凹部2dに収容されたネジリバネ5は、その一端5aを保持器4の係合溝4bに係合させ、他端5bを凹部2dの壁面に係合させることにより、保持器4を内輪2に対して、常時、弾性的に押圧する。そのため、保持器4のポケット4aに収容されたボール3は、常時、保持器4によってボールトラックのくさび側(開口側)に弾性的に押圧され、これにより、案内溝1b・2bとボール3との間の円周方向のクリアランスがなくなり、継手の回転バックラッシュが防止される。
請求項(抜粋):
内径面に球面状の案内溝を軸方向に形成した外輪と、外径面に球面状の案内溝を軸方向に形成した内輪と、外輪の案内溝と内輪の案内溝とが協働して形成されるボールトラックに配されたボールと、ボールを保持する保持器とを備え、外輪の案内溝の球面中心と内輪の案内溝の球面中心とが、ボールの中心を含む継手中心面に対して軸方向に等距離だけ反対側にオフセットされ、ボールトラックがこの継手の開口側又は奥部側に向かって漸次縮小したくさび状になった固定型等速自在継手において、外輪と保持器との間、又は、内輪と保持器との間、又は、保持器とボールとの間に弾性部材を介装し、この弾性部材の弾性力によって、ボールをボールトラックのくさび側に押圧したことを特徴とする等速自在継手。
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特開昭53-081859
  • 特開平2-097718
審査官引用 (1件)
  • 特開昭53-081859

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