特許
J-GLOBAL ID:200903024528810103

多回転アブソリュート型ロータリーエンコーダ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡本 宜喜 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-321212
公開番号(公開出願番号):特開平6-147918
出願日: 1992年11月04日
公開日(公表日): 1994年05月27日
要約:
【要約】【目的】 小型で光軸調整等を行う必要がなく、正確に最小分解能の変化点と回転数の変化点を一致させることができる多回転アブソリュート型ロータリーエンコーダを提供すること。【構成】 投光用発光ダイオードを6b〜6dとし、MSBとMSB-1に対応した発光ダイオード6aを電源オフ時にパルス発生回路17によってパルス点灯する。そしてその2ビットの出力に基づいて回転方向と回転数を検出し、カウンタにより回転数を記憶する。こうして電源オフ時にも回転数を保持することによって多回転型のアブソリュート型ロータリーエンコーダを構成している。
請求項(抜粋):
回転軸に連結され、複数の同心円に沿って回転角度に対応して異なったパターンのスリットが形成された回転板と、前記回転板に光を投光する投光素子と、前記投光素子の光を前記回転板のスリットを介して受光する複数の受光素子と、前記複数の受光素子から得られる並列出力を所定の閾値で弁別する複数の比較回路を含み、該比較回路の並列出力に応じて前記回転軸の回転角度を検出する回転角度検出手段と、電源の投入時に所定のクロックを発生するクロック発生回路と、前記受光素子のうちMSB,MSB-1の受光信号に基づいて前記回転板の1回転を検出する回転検出手段と、前記受光素子のうちMSB,MSB-1の受光信号に基づいて前記回転板の回転方向を検出する回転方向検出手段と、前記回転方向検出手段の出力に応じてアップ方向及びダウン方向のいずれかに前記回転検出手段の出力を計数するカウンタと、前記投光素子を点灯させるためのパルスを発生するパルス発生回路と、電源の投入時には前記投光素子を連続点灯し、電源オフ時には前記投光素子を前記パルス発生回路の出力に基づいてパルス点灯する投光素子駆動手段と、前記パルス発生回路、前記回転検出手段、前記回転方向検出手段、前記投光素子駆動手段及び前記カウンタに電源を供給する電池と、電源の断続に応じて前記パルス発生回路の出力と前記クロック発生回路とを選択し、前記回転検出手段及び回転方向検出手段に与えるクロック選択手段と、を具備し、前記回転角度検出手段により回転角度、前記カウンタにより回転数を検出することを特徴とする多回転アブソリュート型ロータリーエンコーダ。

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