特許
J-GLOBAL ID:200903024534054841

超電導磁石の電流リード

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山口 巖
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-015023
公開番号(公開出願番号):特開平6-231951
出願日: 1993年02月02日
公開日(公表日): 1994年08月19日
要約:
【要約】【目的】ジュール発熱による熱侵入と熱伝導による熱侵入の和を低減にすることが可能な導体構成にする。【構成】電流リード3の本体部34Aを構成する複数本の導体39のそれぞれを長手方向に常温側導体391と低温側導体392とに分け、かつこれらを接続部393で接続して構成することによって、それぞれの導体391,392に使用する材料を異なるものにすることができる。これらの導体39を介した熱侵入は、常温側では熱伝導によるものが大きく、低温側ではジュール発熱によるものが大きいという傾向があるので、熱伝導率と残留抵抗比とは比例関係にあることから、常温側導体391に残留抵抗比の小さな材料を使用すると、熱伝導率が小さいので熱伝導による熱侵入が低減し、低温側導体392に残留抵抗比の大きな材料を使用すると、低温時の抵抗率が小さいのでジュール発熱が低減し、総合的に熱侵入量が低減する。
請求項(抜粋):
真空断熱容器内に収納され液体ヘリウムに浸漬された超電導コイルと外部電源とを電気的に接続する超電導磁石の電流リードにおいて、この超電導磁石の電流リードの本体部を構成する複数本の導体のそれぞれを、長手方向に常温側導体と低温側導体とに分け、これらを接続部で接続して構成し、常温側導体に残留抵抗比の小さな材料を、低温側導体に残留抵抗比の大きな材料を使用してなることを特徴とする超電導磁石の電流リード。
IPC (3件):
H01F 7/22 ZAA ,  H01B 12/02 ZAA ,  H01F 5/08 ZAA

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