特許
J-GLOBAL ID:200903024537471826

減衰力調整式油圧緩衝器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 萼 経夫 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-331411
公開番号(公開出願番号):特開2001-146937
出願日: 1999年11月22日
公開日(公表日): 2001年05月29日
要約:
【要約】【課題】 減衰力調整式油圧緩衝器において、ピストン速度の低速域から高速域まで、全域にわたって適切な減衰力を得る。【解決手段】 シリンダ内のピストンの摺動によって油路44に生じる油液の流動を制御して減衰力を発生させる。メインバルブ33の開弁前は、固定オリフィス51およびスプール弁34のポート40,41間の流路面積によってオリフィス特性の減衰力を発生させ、開弁後は、その開度に応じてバルブ特性の減衰力を発生させる。ポート40,41間の流路面積により、オリフィス特性を直接調整し、同時にパイロット室36の圧力を変化させてメインバルブ33の開弁圧を調整する。可変リリーフ弁35によってパイロット室36の圧力をリリーフして減衰力の上昇を抑制する。メインバルブ33が開くと、大径リング部材47およびリリーフディスク49の初期撓み量が減少し、リリーフ圧が低下してピストン速度高速域の減衰力の上昇が抑制される。
請求項(抜粋):
油液が封入されたシリンダと、該シリンダ内に摺動可能に嵌装されたピストンと、一端が前記ピストンに連結され他端が前記シリンダの外部へ延出されたピストンロッドと、前記シリンダに接続され前記ピストンの摺動によって油液を流通させる主油液通路および副油液通路と、前記主油液通路に設けられたパイロット型減衰弁と、前記副油液通路に設けられた固定オリフィスおよび可変減衰弁とを備え、前記副油液通路の前記固定オリフィスと前記可変減衰弁との間の圧力を前記パイロット型減衰弁のパイロット圧力とする減衰力調整式油圧緩衝器において、前記パイロット圧力をリリーフする可変リリーフ弁を設け、前記パイロット型減衰弁の開度に応じて前記可変リリーフ弁のリリーフ圧力を変化させることを特徴とする減衰力調整式油圧緩衝器。
IPC (2件):
F16F 9/44 ,  F16F 9/34
FI (2件):
F16F 9/44 ,  F16F 9/34
Fターム (4件):
3J069AA50 ,  3J069EE01 ,  3J069EE21 ,  3J069EE36

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